保育士なら知っておきたい3歳児検診の内容

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3歳になると、自治体から通知がくる“3歳児検診”。保育士としても一人一人の子どもの発達についてしっておくことはとても大事なことです。3歳児検診では3歳児でおおまかにできる身体的な能力や知的な能力を検査します。保育園では一人一人の子どもの発達や性格に合わせ保育を行うことが大切です。今回はその3歳児検診について紹介します。

※検診は各自治体によって検査項目が違いがあります。今回は一自治体の3歳児検診の内容を紹介します。

3歳児検診の内容

アンケート

当サイトが調査した3歳児検診では事前にアンケートが郵送され、それに応え返送または当日持参する形でした。

アンケートの内容は

・普段子育てしている親の表情(5段階にマルをつける)

・普段の子どもの表情(5段階にマルをつける)

・普段遊ぶ友達はいるか?

・普段はどのような生活か?(自宅での保育・保育園・幼稚園などを選ぶ)

・普段親が子育てについて相談する人はいるか?

・一人で衣類の着脱はできるか?

・一人でどこにも触らず階段を上ることができるか?

・◯を上手に書く事ができるか(マルの端と端を合わせられるか)

・自分の名前や年齢が言えるか?

保健師による聞き取り・相談

事前に郵送され、記載したアンケートを元に保健師から聞き取りがあります。

・アンケートの内容の確認

・普段の生活の様子

・普段の生活・育児で困った事はないか?

など、自治体の保健師が育児を行う保護者の状況の確認と育児を行う保護者のサポートを行います。

カウンセリングのような形がとられています。

視力検査

事前に送られてきた資料を元に、自宅で視力検査を行い、その結果を指定の用紙に記入します。

検査方法:2.5メートル程離れ、動物や昆虫など子どもが見慣れているものの名前が言えるかどうかを確認します。

聴力検査

事前に送られてきた資料を元に、自宅で視力検査を行い、その結果を指定の用紙に記入します。

検査方法:子どもの耳から後ろに1m程離れ、そこからひそひそ声で指定の用紙に書いてある言葉を言います。それが聞こえるか聞こえないかを指定の用紙に記入します。

身体測定

検診会場でオムツ・パンツになり、身長・体重をはかります。

歯科検診

検診会場で歯科医師の先生に歯科検診をしてもらいます。

それと共に、自宅でフッ素入りの歯磨き粉で磨いているか?かかりつけの歯科医はあるか?なども質問されます。

内科医による触診

はじめに医師から子どもに「名前」と「年齢」が質問されます。

その後に触診をします。

最後に「さようなら」と医師から挨拶があり、挨拶をして帰るという内容です。

尿検査

検査当日の朝一番(採尿が難しい場合は、当日2日目や検査の近日の尿)の尿を採取し持参する。

所要時間

スムーズにいけば1時間以内で行える項目内容ですが、カウンセリングなどが長引いたりすると待ち時間が増える事があるそうです。今回当サイトがアンケートした方によると約2時間を要したとのことでした。

保育園として健診後にできること

3歳児検診では細かなことがわかるわけではありません。ただ、発達があきらかに遅い子どもに対して(親が認知して、保育園と情報共有している場合)は、発達支援を行う施設や親と連携して保育を行う事が大切です。

 

 

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