私は保育士として、区立・私立の認可保育園での勤務経験を持ち、認可外保育園を7年間運営者しておりました。
現在は子育てをしながら保育士の相談を受けたり、サイトの運営をしています。
今の勤務先が辛い・・と感じているあなた、
他の園の状況を知る事で自分の立ち位置を知ることができます。
すぐに転職を考えない場合でも、転職エージェントの担当者からは他園の情報をたくさん聞く事ができます!
当サイトおすすめの信頼できる転職エージェント「マイナビ保育士」でも、所要時間1分の会員登録完了後に求人検索や無料相談ができます。
私も含め当サイトの編集部の中には、保育士として転職を3回以上経験してきたものが半数です。
人生の中で“仕事”がしめる割合は多いですし、仕事が苦にならない為にも転職で失敗はしたくありません。
同じ失敗をしないようによくある失敗談・体験談を紹介します。
転職でありがちな3つの失敗
失敗パターン① 高待遇(給与・手当)を求めて転職した園がブラック保育園
保育士の給与は年々改善傾向にありますが、園によってはまだまだ改善されていないという保育園もあるかもしれません。
給与は高ければ高い方が確かにいいですよね。
保育士として転職を機にスキルアップしたい!という気持ちを強く持つ人も多いかもしれません。
しかし、転職の際にあまりに他と違いすぎる高待遇な保育園を紹介された場合は注意が必要です。
こちらは当サイトの編集部員が実際に体験した転職失敗談です
当時、私は保育士5年目でした。5年勤務しても毎年の昇給は微々たるもので、クラス担任にも慣れ仕事にも少しずつ自信を持ち始めていた頃でした。
仕事に対して給与が低すぎるのではないか?と考え求人を検索。
現在の月給額より5万円程高い給与を目にして、その求人に飛びつきました。
当時私は、評価=給与という考えが大きくあり、“この保育園が自分を評価してくれる会社”と思いすぐに入職しました。
ですが、実際その保育園で働いてからわかったことですが、私が入職する前に保育士の集団退職があったばかりの保育園でした。
保育士不足の為に人が足りず、高待遇で保育士の求人を行っていました。
現場の状況は中堅の保育士がまとまって退職したようで、新人保育士とお局保育士のみがいる状況で、園児と保育士の配置基準をギリギリ満たしているような状況で保育の体制もまるで整っていないような状況でした。
給与は良かったですが、保育の危機管理にドキドキしている自分の気持ちや職場の雰囲気も良好とは言えず、心身の疲労が蓄積し結局し退職しました。
▶▶ 高い給与には理由がある!高い給与の理由を確認する!
驚くような給与を提示している保育園を見かけます。
保育士不足という状況だけではない場合は多いので、高い給与の理由を事前に確認することが大切です。
それを行えるのは保育園の内部事情に詳しい転職エージェントだけです。内部事情に詳しい転職エージェントに相談することをおすすめします。
失敗パターン②求人情報と労働条件が違う!
保育園の運営は、公立・株式会社など様々ですが、お寺など個人で運営している所も多数存在します。
一概に大きな会社だから安心、小さな会社だから不安ということはありませんが、待遇や福利厚生などをどこまでしているかしっかり確認しておく必要があります。
実際に読者(保育士3年目)が体験した転職失敗談です
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転職して初めてのお給料日、通帳を見てみると求人に書いてあった額と支給額がだいぶ違っていました。
明細をよく見てみると面接時に提示されていた手当の額が抜けていました。
転職サイトの担当コンサルタントに間に入ってもらい、保育園側の総務担当者のミスということがわかり、後日手当分が入金されました。
入職したばかりで不安を感じていた為、担当コンサルタントに間に入ってもらえたことがありがたかったことと入職前に事前にしっかり労働条件通知書を交わしていたことで、保育園側もミスを認め、難なく事を進められました。
ですが、私の知人に聞いた所、面接時の金額ではなく給与が下がっていたということあり、周りに効くよくある!とのことで泣き寝入りすることも少なくないとのことでした。
▶▶労働条件(労働条件通知書)は必ず書面で交わす!
保育園の運営規模だけではありませんが、中には個人で園を運営していて忙しかったり、大規模な会社でも本社の労務担当者が人手が足りないといった理由で、書面の管理や労務体制などがずさんな保育園が中には存在します。
内定が出た後は必ず書面で労働条件(労働条件通知書)を交わしましょう。
失敗パターン③公立保育園へ転職したい!ための転職だったが現実は・・・
公立保育園は園児と保育士の配置基準にも余裕があるし、昇給も確実・・・と思い保育士の間では人気の職場の一つでもあります。
場合によっては公務員や準公務員扱いとなり社会的立場も安定するかもしれません。
しかし、最近では運営する行政が財政難の為保育園の民営化が進んでいます。
今回は当編集部員の実際の体験談をご紹介します。
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公立保育園に入る事ができ安心感がありましたが、その1年後に株式会社の運営体制となりました。
運営が行政よりも株式会社にうつることで節税対策となり、現場の配置基準も厳しくなりました。
経験則から、もう“公立が安心”という漠然と考えていた自分の中の常識がなくなりました。
▶▶なぜ転職したいのか?転職したい理由を振り返る
保育士の仕事をする理由と同じように、なぜ転職がしたいのか?を振り返ることが大切です。
単純に『公立は福利厚生が充実している』という理由だけで転職するのでは運営体制が変わるたびに自分自身が揺らいでしまいます。
保育に対して揺らぎのない自分自信の答えをみつけましょう。
保育士転職サイトを通すことで安心!
保育士の転職でありがちな「こんなはずじゃなかった・・」という失敗談の数々。。
それを解決するのが保育士転職サイトの担当コンサルタントのサポートです。
「転職活動のプロ」の力を借りる!
保育士転職サイトの担当コンサルタントは転職活動のプロです。
労働条件通知書を自分の代わりに保育園と交わしてもらうことや、労働環境の悪いブラック保育園の情報も転職活動の中で教えてもらうことができます。
その他にも“転職活動をする時の注意点”などを事前に教えてもらうことができます。
もしこれから転職を考えたいという方は、まずは転職サイトに相談をすることをオススメします。