私は保育士として、区立・私立の認可保育園での勤務経験を持ち、認可外保育園を7年間運営者しておりました。
現在は子育てをしながら保育士の相談を受けたり、サイトの運営をしています。
その他にも仕事の効率化や保育への価値観が合わないなど
今の勤務先が辛い・・と感じているあなた、
他の園の状況を知る事で自分の立ち位置を知ることができます。
すぐに転職を考えない場合でも、転職エージェントの担当者からは他園の情報をたくさん聞く事ができます!
当サイトおすすめの信頼できる転職エージェント「マイナビ保育士」でも、所要時間1分の会員登録完了後に求人検索や無料相談ができます。
保育の仕事がしたい人の中には、
保育士の資格を取ったけれど一度も働いていない・・・
保育士の資格を持っていないが保育の仕事がしたい!
保育士1年目で転職がしたい・・という、保育のキャリアはないが意欲がある方がたくさんいます。
今回は保育の仕事をしたことがない未経験や経験が浅い人の保育の仕事の仕方についてご紹介致します。
未経験でも保育士になれるのか?
日本では専業主婦の数が過去最低となるなど、働く女性の数が増えている状況です。
それに伴い、働いていた女性が出産後に子どもを預ける保育園が足りない状況が続いています。
保育園の施設の不足もありますが、施設で働く保育士も不足しているという現状です。
そんな状況から保育士の資格があれば未経験でも採用される可能性があります。
最近では保育制度の緩和によって施設によっては無資格の方でも保育の仕事がしたければ採用される求人も出ています。
ブランクのある主婦でも復帰できるのか?
保育の仕事の利点
仕事によっては体力や容姿なとで年齢が劣る事が不利になる職場もありますが、保育の仕事は社会人経験や子育て経験、人生の経験がプラスになる素晴らしい仕事です。
どんな仕事でも始めは不安もありますが、企業によっては研修をしっかり行えたり、新人研修担当として先輩がついてくれたりする場合もあります。
社会人経験が生きる仕事
子どもが好きで資格は取ったけれど、別の職業に就いてしまった。という方でも保育士になることに年齢は関係ありません。
保育士の仕事のメインは子どもと関わることですが、子どもと関わる以外にも書類の作成や保護者とのコミュニケーションなど社会人経験が活かせる場面は数多くあります。
新人保育士は子育て中の30代、40代、子育てを終えた50代などから新人として保育士になることも珍しくありません。
子育て経験が生きる仕事
子育て経験は実際に自分で子育てしてきたからわかる事もたくさんあります。
保育士の中には保育士として働く経験が長く子どもの扱いが上手な先生でも子どもがいない先生もいます。
保護者の気持ちがわかるのは、新人で保育の知識がなくても子育てをしてきた経験のある自分かもしれません。
子どもの扱いは癇癪や喧嘩など実際に経験するとより対応に深みが出るものです。
かわいいだけではなく、子育ての大変な部分を知っていると子どもへの対応や親の気持ちも理解することができます。
子育ての経験は保育現場で活かせるのです。採用する保育園側でも子育て経験は即戦力と考えることが多いようです。
保育士の資格取得に年齢は関係ない
保育園では職場の同僚や保護者などたくさんの人と関わることになります。
年齢から得たコミュニケーションの経験や知恵などが活かせる職場です。
また、保育士の資格取得には保育の専門学校など指定の学校で勉強する他に、実務経験を経て保育士資格を取得する方法があります。
この場合は中卒・高卒の場合は児童施設で2年以上、2800時間の実務経験を積み、受験をすることが可能です。
通信教育の教材費は受講費用も4万円台からと学校に通う費用平均200万円と比べ経済的に負担が少ないのもありがたいですね。
未経験でも採用される可能性がある
はじめに述べたように、現在の日本では保育士不足が問題となるなど、保育士は世の中にとても求められている職業です。
子どもを保育してくれる保育士がいるから施設が成り立ち、そこへ預けている保護者が働くことができ、日本の経済が成り立ちます。
日本は少子高齢化がますます加速し、働く人の人口も減少しています。
少子化が進んでいても働く人が増える限り保育士は世の中になくてはならない仕事です。
保育士1年目で転職を考えるのは早いか?
辞めたい理由を明確にしよう
「自分の仕事のできなさ」を痛感することはどんな職業についてもぶち当たることです。
仕事のスキルがなく今の職場にいることで迷惑をかけてしまう、嫌いな上司がいるなどの理由であればどんな職場にいても同じ悩みにまた当たります。
「何もできない」は「できないことを勉強できるチャンス」です。
その経験があることで、物事の良し悪しの判断ができるようになり、自分のものさしを作ります。
自分がやりたい明確な保育があり、保育方針が合わず、退職したい場合は新しい環境で次のステップに進むのが良いかもしれません。
新人1年目の心構え
新人1年目はまず慣れること、覚えることが大切です。スキルがないのでできることは少なく落ち込むことが多いです。
保育士の新人時代は特に掃除や装飾など、子どもと関わる仕事が少なく、こんな仕事がしたかったわけじゃない!と思ってしまいがちです。しかしどんな職業についても1年目というのは仕事を吸収する時期です。
小さな成功体験を一つ一つ積み、自分の自信を作り、また、それは職場の人から信頼を得ることに繋がります。
・慣れること、覚えることを意識しよう
・問題を解決しようと思わす、自分のできることを精一杯行う
・小さな成功体験を積み、周りの信頼を得て行く時期と心得る
保育士1年目の転職活動を成功されるには?
保育士の年度内の途中退職の場合、どうして年度途中で辞めざるを得なかったのかを気にかける会社が多いと思います。
どうしても難しい場合以外1年間の保育を一通り知れるということはプラスになりますので1年間は努めるのがベストです。
面接時にアピールポイントがない場合の対処法
保育士経験が少ない場合、スキルも少なくアピールするものがないと悩んでいる人も少なくありません。
そんな時は無理をせず、将来こんなことがしたいこんな保育がしたいというやる気をアピールする事が大切です。
保育園側は将来性を見込んで採用するケースが多いので、しっかり前向きさをアピールしましょう。
まとめ
いかがでしたか? 未経験や長いブランクがある場合は自分は保育士としてアピールできる所がないと思いがちですが、無理にとりつくろうことをせずにやる気を見せることが大切です。
保育園側は将来性を見込んで採用する場合が多いです。自信を持ち活動しましょう。