5歳児 5月の月案・週案の文例

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HIROKO
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こんにちは!

「すてきな保育士の仕事」を運営しておりますHIROKOです。

私は保育士として、区立・私立の認可保育園での勤務経験を持ち、認可外保育園を7年間運営者しておりました。

現在は子育てをしながら保育士の相談を受けたり、サイトの運営をしています。

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\月案・週案を書いている保育士さんへ/

 
毎月の月案・週案、辛いですよね・・・

毎月、勤務時間内に月案・週案の作業が終わらず持ち帰って夜中に作業するという繰り返し。

「いったい、他の園ではどのようにしているの?」

と感じる方も多いはず。

仕事の効率、人間関係、保育の価値観が合わないなど

今の勤務先が辛い・・と感じているあなた、今いる世界が全てではありません。

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毎月の月案・週案、今回はどういうものにしたら良いか毎回悩まれている保育士さんも多いのではないでしょうか。

この記事では、この時期の年齢に合った月案と週案の文例について取り上げます。

是非参考にしてみてくださいね!

月のねらい

・気温の変化に応じて、保育内容と体力のバランスを考える。

ねらいへの配慮

・暑い日・肌寒い日・天候により気温差が激しい時期なので、その日に合わせて遊びを変化させたり、必要であれば午睡を入れる等考慮していく。

・また、子の体調にも気配りし、いつもとちがう表情に気をつけていく。

行事

・身体測定
・母の日
・誕生会
・避難訓練

活動内容

運  動 巧技台、サーキット(登る・飛ぶ・くぐる)雲梯
歌・音楽 「お母さん」「たのしいね」「動物園へ行こう」「マーチングマーチ」
遊  戯 フォークダンス
お話し他 「よくばりすぎなこなや」「お母さんがお母さんになった日
折り 紙 中割り折り、折り方図の見方
絵  画 はじき絵(川)
恩  物 童具(円柱)

5領域の視点

対人・情緒 

・周囲の状況を考え、落ち着いて話を聞いているか。

・落ち着かない子の原因は何か?

・家族への感謝、その他気になる心の動きはあるか。

生活・健康 

・天候による体調の変化はどうか。

・人の話を最後まで聞けるか。

・持ち物管理への意識はどうか。

言葉・理解 

・身体のしくみへの関心はどうか。

・動物への関心はどうか。追求心はあるか。

運動

・釘打ちでの目・手の協応力はどうか。

・ダイナミックに全身で遊んでいるか。

・サーキット(登る・とぶ・くぐるの動き)バランスはどうか。

・中割り折りでの指使いはどうか。

表現・感覚 

・リズム感はどうか。(ホップ、スキップ、ツーステップ)

・家族の話での感受性はどうか。

・船作りの構成はどうか。

その他

・動物への感受性はどうか。

・家族の話で気になる表情の子はいないか。

生活・遊びのねらい及び環境構成

〈情緒〉 

○最後まで話を聞く。

・集中して聞きやすい状況づくり(いす・部屋)をしていく。

・話のポイントをわかりやすく工夫する。

・人体模型を使い、脳のしくみについて話をする時間をつくる。

〈生活〉 

○身体のしくみに興味をもつ。

・人体模型を利用し、脳、体の中を見せる時間をもつ。

・目・耳の役割、身体の部位の役割について話し合ってみる。

・役割を意識したゲームなどを取り入れる。(伝言ゲーム・ウインクゲームなど)

○持ち物の管理に対する意識を高める。

・なぜなくなってしまうのか、どうするとなくならないのか。

考える時間をつくり、確認の大切さを伝えていく。

・ゲーム性を取り入れた遊びも行っていく。

〈遊び〉 

○木工遊びを楽しむ。

・午後のコーナー遊びから釘打ち遊びを取り入れていく。

・十分に木工遊びか楽しめてきたころ、船作りにつなげるようにする。

○動物園に興味・関心をもつ。

・年間を通し、動物園に3~4回分けて出かける。

・今月は環境の特徴などをポイントにし、世界地図に関心をもってみる。

・世界地図・図鑑を用意する。

・お話(動物の出てくる)、折り紙などで親しんでいく。

○母の日・父の日をきっかけに家族の大切さを知る。

・家族に関する本を多く読み聞かせていく。

・母のしてくれることを考える時間をつくり、プレセント作りへつなげていく。

○ステップ遊びを楽しむ。

・遊戯、リトミックなどを取り入れていく。

配慮事項

〈情緒〉

・園長先生による話は4月のうちにしてもらってあるので、身体のしくみについて生活のなかでときおり話題にして意識をつなげていく。

・大人の話を聞く時間・子どもの意見を聞く時間の区切りを明確にし、メリハリをつけた話し方に工夫をしていく。

・話のはじめに見通しがもてるように伝え、意識の続かない子には周囲の状況、他児への迷惑を考えさせるように声かけをしていく。

〈生活〉

・話題に取り上げた後、生活のなかで大人が意識的に声にしていく。

特に気になる子にはその回数を増やし、考える時間を多くもってみる。

・大人になっても気をつけていること、物の扱い、大切にすることなど担任か体験談などまじえながら子と一緒に考えていく。

・気になる子にはあえて不都合な状態が予測できても体験させてみることもよい。

ただし、あとでその気持ちについてていねいにかかわり、保護者にも伝える。

・「物にも心がある」というような道徳的な話し方もしていく。

〈遊び〉

・危険についてははじめにしっかりと伝えていく。

本人でなく周囲の危険については大人が十分に配慮していく。

・母のいない子に対しては事前に声をかけ、安心して参加できるようにする。

・一人ひとりの船作りでの釘打ちは無理をせず、個々に合わせて大人が介助する。

・保護者への協力もあるので、あらかじめしっかり手紙等で伝えておく。

・子の関心度に合わせてポイントを絞って年間の計画を立てていく。

・世界には暑い所、寒い所があることなど話題にしてみる。

・関心の薄い子には無理をせず、どんな動物、活動内容に関心を示すのかを見ていく。

・家族の本を選ぶさいは、家族の温かさが感じられるものを選ぶ。

読んだ後は家族が自分にとってどのような存在であるのか実生活を振り返りながらその心について考えるなかで感謝についてふれていく。

・ステップに合った曲選びをする。

気になる子、頭で考えてしまう子には特に自然と身体で感じられるよう一緒に行っていく。

・ステップを楽しみやすい曲を選び、全身で楽しんでいく。

さまざまな遊戯を楽しむことでさまざまなステップを取り入れていく。

特に気になる子への配慮事項

・A子……勝手な行動が多い。声かけには気にする。ささいなことを気にしやすい。

→ あえてあまり声かけをせず、困った状況を体験させるのもよい。

本児自身が不都合を感じたときをチャンスに話をする。

・B男・C子・D男・E子・F男……仲間関係が薄い。マイペースでかかわりが少ない。

→ 本児たちの個性を考慮し、あえて接点を見つけ関係を広げていけるようにする。

必要に応じて大人が子どもたちの中に入ったり、集団遊びを多く取り入れ楽しさを感じられるようにする。

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