保育士の手助け不要?子どもの「自主性」の育て方

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自主性とは

自主性とは「課題に対して自ら積極的に取り組む姿勢」「人から言われる前に、やるべきことをやる力」のことです。

保育園内の生活でも、なんでも保育士に聞いて行動する子もいれば、自分で一人で考えて行動できる「自主性」のある子どももいます。

自主性のない子どもの将来は?

自主性がない子どもの原因

自主性のない子どもは自分の意見や意思がありません。

自分の意見や意思がない状況というのは意思が弱いか、意志を押し込めてしまっている状況です。

親などに自分の言葉を否定される・親の価値観を押し付けられるなどした経験から、親が不機嫌になることを恐れ自主性がない状況になっていると考えられます。

●“指示待ち人間”になる

何か行動することにおいて先生や親からの指示がないと動けない子どもになります。

昨今は誰でもできる仕事は機械化する方向で進んでいる為、最悪の場合考えられない人は職を失うことにつながります。

●人の目が気になり、合わせてばかりになる

物事を決める物差しが、「人の目」になります。

自分自身の意思がない為、意見を問われら時には述べることができず、社会での存在価値が希薄になります。

●失敗した場合他人のせいにする

自分で決めることができないので、成功する気持ちも味わえず失敗したときは人のせいになります。

物事において責任感がなく、人との信頼関係を築く事も困難になります。

社会で活躍する機会を失います。

●感情表現が乏しくなる

人は自ら行動したことに成功や失敗を繰り返し、喜怒哀楽を表現するようになります。

しかし自ら行動ができない場合自分の思いを抑制したり自分の好き・嫌いの感情がわからなくなります。

過干渉が過ぎ、手を貸しすぎてしまうと学びの機会が失われ、感情表現が乏しくなります。

●受け身になる

親から指示を受けたり、言いなりで育てられた場合、自分の意見を発するのが怖くなります。

したがって受け身になり自己主張を抑えていく傾向にあります。

自主性の育て方

自主性がないことは、社会に出た時に“生きにくい”人間を作ってしまいます。

それでは自主性を高める育て方は具体的にどんなものか考えてみましょう。

●物事を選択させる

洋服を選ぶ時、どのおもちゃで遊ぶか?物事をどうやって解決すればいいか?など選択の大小に限らずなるべく自分で選択させるようにします。

子どもに選択させたり、子どもの意見を聞き、子どもと対等に接することで自主性を付けさせます。

●口出しをせずに見守る

子どもが選択したことは口出しせずに見守ります。

危険が迫った時のみすぐに助けられるようにしておくだけでその他はなるべく見守ります。

●子どもが選択したことや行動、興味を肯定する

子どもの選択したこと、好きなこと、興味のあることに肯定してあげることで、新たな欲求が芽生えます。

肯定することで好きな事ややりたいことの欲求がますます高まります。

相づちや子どもを肯定する声掛けはどんどん使いましょう。

まとめ

いかがでしたか? グローバル化社会において、自主性は重要なものになっています。

自主性を高めることで、自ら動け人間関係や勤勉意欲、好きな物事への興味関心もどんどん広がっていきます。

かわいい子どもとはいえ過干渉しずぎず、見守りながら肯定していく事で自主性のある大人に育ちます。

保育園でも自主性を育てる保育を行えるようサポートしていきたいですね。

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