毎日書く連絡帳は保護者とのコミュニケーションツールの一つであり、保護者は実は毎日とても楽しみにしているものでもあります。
そうはいっても連絡帳を書く事が苦手な保育士さんにとっては、書く事がない、うまく書けない、どう伝えればいいの?と悩む方も多いようです。
今回は連絡帳の書き方のポイントや文例を紹介致します。
これを見れば連絡帳を書くことがとてもラクになりますよ!
連絡帳の役割とは
連絡帳は保育士と保護者をつなぐ大事なツールです。
連絡帳を通して一緒に子育ての楽しさや大変さを共有していく大事なものです。
毎日書く事がない!と思っている保育士の連絡帳は、実は保護者がとても楽しみにしているものです。
連絡帳を重く感じる時でもポイントをおさえれば大丈夫!
連絡帳の書き方を覚え保護者との信頼関係を築きましょう。
連絡帳の具体的な書き方
まずは保護者のコメントへの返答
保護者が書きこんだコメントへの返答や共感をしましょう。
これをすることによって、保護者は自分の気持ちや状況を理解してくれていると感じ信頼関係が生まれます。
今日の様子を文章の基本「5W1H」を入れて書く
5W1Hとは
Who だれが
Where どこで
What 何を
What なぜ
How どのように
例文:今日はお散歩で公園に行きました。
◯◯くんはお友達を追いかけはじめると自然に皆おいかけっこをはじめました。
広い公園でのびのびと走り楽しそうでした。
※これをおさえるだけで短い文にもエピソードをしっかり入れることができます!
連絡帳のネタと例分
- 午前中の活動の様子
今日はお散歩へ行きました、水遊びをしました、製作を行いました。と活動の様子とその時の子どもの様子を書く。
例:のりが手について始めは嫌そうでしたが、だんだんと慣れ最後は自分でやると保育士が手伝うことなく自分でのりを持ってのり付けしていました。
- 出来るようになったこと
子どもの成長は早く、昨日できなかったことが今日できたりしますよね。
そんなエピソードがあればそれを連絡帳に書いてみましょう。
昨日は水を怖がっていましたが、今日は足を水の中に入れることができました。
水を不思議そうに見ていました。
- 保育士やお友達とのエピソード
くまさんのぬいぐるみが大好きで大事に持ちながら遊んでいましたが、◯◯ちゃんが「貸して」と言うと「いいよ」と快く貸してあげていました。
連絡帳を書く時の注意点
★ご相談 30代保護者
保育園からの毎日楽しみにしている連絡帳。とても楽しみにしている連絡帳なのに、ある日担任の先生からの心無い言葉が書かれていました。他の子と比べる様子や母業もっと頑張れなどのコメントにいちいち落ち込んでしまいます。考えすぎでしょうか。
このご相談のように連絡帳には言いにくいことなどは記録にのこり、保護者の心の傷にもなってしまいます。
言いにくいことは口頭で、またなるべく保護者の様子を察し共感する態度を示しましょう。
- トラブルや言いにくいことは口頭で
- 言葉遣いに気をつける
連絡帳は記録に残るものです。言いにくいことなどは口頭で伝えるようにしましょう。
また、言葉遣いには注意が必要です。
若者言葉などは使用せず社会人として最低限の言葉遣いを心掛けましょう。