こんにちは!
「すてきな保育士の仕事」を運営しておりますHIROKOです。
私は保育士として、区立・私立の認可保育園での勤務経験を持ち、認可外保育園を7年間運営者しておりました。
現在は子育てをしながら保育士の相談を受けたり、サイトの運営をしています。
保育士に憧れてせっかく取った資格を、悩みで無駄にしない為に、今いる環境を変えてみるのも一つです。
すぐに転職を考えない場合でも、転職サイトのコンサルタントへ相談することで今の立ち位置を知る事ができます!
保育士の育児・子育てと仕事の両立
保育士になって仕事が慣れてきたころ、保育士自身のプライベートとしても結婚・出産・子育てのタイミングは悩みの種でもあります。
職場になるべく迷惑をかけずに自分のプライベートも充実させる方法は具体的にどのような方法を取ればよいのかを考えてみたいと思います。
昔とは違う環境の変化
- 専業主婦率の低下
専業主婦の数は約40年前は世帯全体の85%を占めていましたが、平成29年には世帯全体の約50%以下となりその数は年々減少傾向にあります。
保育士の結婚・妊活・妊娠・出産について
保育士 Aさん 30代
保育士になり数年後に結婚が決まりました。結婚後は住む場所が職場から遠くなってしまった事もあり退職し、現在は新しい職場で働き数カ月が経ちました。年齢的にも子どもが欲しいと考えています。
しかし職場が忙しく、私がいなくなることで他の先生に迷惑をかけてしまわないか、育児休暇を取得したら戻ってこれるかなど不安です。
Aさんのよう現場で働く保育士の中には妊娠・出産、妊活を行っている人も少なくありません。
結婚・妊活・妊娠・出産について、まず自分の気持ちを大切にすることが一番大切です。
仕事は人生で大きな存在ですが、自分の幸せを一番に考え、その幸せに合う仕事をすることが一番大切です。なぜなら、保育士が幸せでなければ子どもにとっても、周りも幸せではないからです。
結婚・妊活・妊娠・出産よりも、今は仕事をしっかりやりたい!という場合には、それはその時その人にとって仕事が幸せのウエイトを占めている、と考えます。
個人面談で自分の考えを上司や園長に伝えておく
まずは、自分が将来仕事とプライベートについてどのように考えておくのかを伝えておくことが大切です。
プライベートで状況が進むことがあればその都度報告や相談をするとより良い関係性が築けます。
また、職場に産休・育児休暇を使用できるかを確認をしましょう。
妊活・妊娠している場合は定期的に職場に状況を伝えましょう。(妊活は言いたい事だけでよい)
妊娠した場合は、初期の妊娠段階に職場に伝えましょう。
保育士である前に妊婦ですので、仕事は無理のない範囲で行い、できないことは周りに助けを求めましょう。
一番大切にしたいことは、保育士であるあなたの前に一人の人間としてのあなたです。
子どもが欲しいと思うことは自然なことですし、子どもは欲しいからといって簡単に手に入るものでもありません。とても尊いものです。
妊娠した場合はまずは一番に身体を第一に考えましょう。
産休・育休制度とは?
名称 | 種類 | 対象者 | 期間 |
産休 | 産前休業 | 女性労働者 ※取得条件なし | 出産予定日の6週間前(双子以上の場合は14週間前)から取得可能 |
産後休業 | 女性労働者 ※取得条件なし | 出産の翌日から8週間 ※産後6週間後、本人が請求し医師が認めた場合は就業できる | |
育休 (育児休暇) | 男女労働者 ※取得条件あり | 子どもが1歳になるまでの間で希望する期間 |
産休・育休の取得条件
産前産後休暇は雇用保険から適用されるものです。会社員・パート・派遣社員など雇用形態などは関係なく以下の条件であれば支給されます。
●同一事業者に引き続き1年以上雇用されている。
●子どもの1歳の誕生日以降も引き続き雇用されることが見込まれる。
●子どもの2歳の誕生日の前々日までに労働契約の期間が満了し、かつ当該労働契約の更新がないことが明らかである人は除く。
Aさんの場合は、妊娠中も引き続き雇用し1年以上現在の職場で働いていれば産休・育休が取得できるということになります。
時短勤務制度とは?
「3歳に満たない子どもを養育する労働者に関して、1日の所定労働時間を原則として6時間とする短時間勤務制度を設けなければならない」という国の制度です。
但し
・入社1年未満の労働者
・週の所定労働時間が2日以下の労働者
は対象外となっています。
時短勤務の具体的な生活の流れ
短時間勤務をしている保育士の日常のスケジュールです。
6時 起床・食事作り
6時半 子どもを起こす
7時 子どもと一緒に朝食
7時半 子どもと自分の支度を整える
8時 子どもを保育園に送った後、出勤
9時 仕事開始
12時 職場で昼食
13時 午後から勤務開始
16時 勤務終了
17時 子どものお迎え
18時 帰宅・夕食作り
18時45分 夕食
19時15分 子どもと一緒にお風呂
20時 子どもの寝かしつけ(そのまま寝てしまうこともあり)
21時 家事・子どもの保育園の準備・自由時間
23時 就寝
まとめ
いかがでしたか? はじめは色々と試行錯誤しながら、またパートナーや家族のサポートを得ながら仕事復帰をしている人も少なくありません。
家族が遠方でパートナーが忙しくワンオペ育児で負担が大きいという人は、勤務時間をさらに短縮する方法もあります。
それも難しい場合は、地域のファミリーサポートさんへ送迎などのサポートを頼んだり、家事代行をお願いするという方法などもあります。
→仕事と育児をラクにする方法もごらんください
育児復帰したばかりはまだ生活にも慣れず大変な場合もありますので、無理をしずぎないことが大切です。