私は保育士として、区立・私立の認可保育園での勤務経験を持ち、認可外保育園を7年間運営者しておりました。
現在は子育てをしながら保育士の相談を受けたり、サイトの運営をしています。
保育の内容・職場の人間関係・プライベートの両立・・
「解決方法ってあるの?」
と考えている保育士のみなさん、
今勤務している職場の環境はいかがですか?自分の悩みや気持ちを話せる人はいますか?
今の環境が少しでも辛い・・・と感じている方、
他の園の状況を知る事で自分の立ち位置を知ることができます。
転職という方法で悩みが解決できる場合もあります。
すぐに転職を考えない場合でも、転職エージェントの担当者からは他園の情報をたくさん聞く事ができます!
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今回は、保育中の悩み相談について考えてみたいと思います。
同じような悩みを持った方は少なくないのではないでしょうか?
現在似たような悩みがある場合は是非参考にされてみて下さい。
【お悩み】怖い!先輩保育士が保育を抜けてしまう
24才保育士です。
0歳から2歳までを預かる保育園で、保育士をしています。
子ども6人を保育士2・3人で保育しています。
先輩保育士(50代)が保育中によく現場を抜けて事務仕事をしています。
0歳児がいる中、とてもヒヤヒヤします。
0歳児という目の離せない子どもを保育している環境なのに、子どもの命を預かっている立場として意識の低さに腹が立ちますし、恐怖を感じます。
「現場に戻って頂けますか?」と言っても「事務作業がある」と言われてしまい、気の強い先生なのでそれ以上言えません。
また、女性が多い職場でもあるので正直意見を言う事が怖いです。
しかし、保育士として子どもの命も大事ですし、どうずれば良いかわかりません。
保育士の仕事は多様
保育士の仕事は主に、現場の保育と事務作業と2つの仕事があります。その他にも時期によっては行事の準備や環境づくりなど保育士の仕事は多岐に渡ります。
しかし、一番大切なのは命を預かる「現場での保育」です。現場の保育に危機感を感じるのであれば仕事の手順などを改善しなければなりません。
それでは、具体的に解決方法を考えてみましょう。
解決方法
上の立場の人に相談する
今回のお悩みでは自分より年上の保育士ということでした。
このお悩みの他にも、抜けてしまう保育士が上司で自分より上の立場の保育士の場合もあります。
そんな場合は、その人よりも上の立場の人に相談します。
相談した人から直接伝えてもらうこともできますし、直接伝えてもらうことに抵抗がある場合は、その現場を見てもらうことで現場を目撃したんだけどと上の立場の先生が直接見たということができます。
自分と同じ立場の同僚などと話をしても陰口になってしまうことになりますので、陰口にならないよう上の立場の人に相談することが有効です。
ミーティング時などに議題としてあげる
ミーティングなど関係者が集まる場で議題としてあげることも一つです。
最近の出来事で問題定義にあげることに抵抗がある場合には、「確認事項として」や「あるメディアで見て、自園での状況確認」などとして議題にあげるもの一つです。
組織としてルール化してもらう
ミーティングで議題にあげても本人が自分の事だと認識していない場合や、行動が治らない場合には園のルールとするもの一つです。
ルール化することで、立場が下の保育士も「決まりなので抜けないで頂けますか」と言いやすくなります。
まとめ
いかがでしたか?先輩保育士が保育を抜けてしまうというお悩みは意外によくあるお話です。
女性が多い保育の現場で、先輩という立場から言いにくく悩んでいる保育士も多く聞きます。
子どもの安全確保を守るためにぜひ解決策を参考にされてみてくださいね。