5歳児 3月の月案・週案の文例

保育の引き出し
HIROKO
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 こんにちは!

「すてきな保育士の仕事」を運営しておりますHIROKOです。

私は保育士として、区立・私立の認可保育園での勤務経験を持ち、認可外保育園を7年間運営者しておりました。

現在は子育てをしながら保育士の相談を受けたり、サイトの運営をしています。

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\月案・週案を書いている保育士さんへ/

毎月の月案・週案、辛いですよね・・・

毎月、勤務時間内に月案・週案の作業が終わらず持ち帰って夜中に作業するという繰り返し。

「いったい、他の園ではどのようにしているの?」

と感じる方も多いはず。

保育園の中には勤務時間内に作業を済ませられるよう仕組みが整っている園もたくさんあります。

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毎月の月案・週案、今回はどういうものにしたら良いか毎回悩まれている保育士さんも多いのではないでしょうか。

この記事では、この時期の年齢に合った月案と週案の文例について取り上げます。

是非参考にしてみてくださいね!

月のねらい

・就学への期待をもち、堂々と卒園できるよう一人ひとりの把握に努める。

・感染症の広がりに留意し、換気や空気殺菌器の使用を心がける。

ねらいへの配慮

・一人ひとりの子どもの表情を意識して過ごす。

期待につながる楽しい保育展開を組んでいく。

・気になる子の要因を考え、家庭や事務所と連携をとり相談していく。

・寒暖差に気をつける。

行事

・身体測定
・誕生会
・お別れ会
・避難訓練

活動内容

運  動 ドッジボール、長距離園外、縄とび、大縄とび
歌・音楽 「大きくなって」「一年生になったら」「ドキドキ一年生」「ご修了のうた」「記念碑のうた」「思い出のアルバム」
遊  戯 一年間踊ってきた遊戯
お話し他 リクエスト絵本の読み聞かせ
折り 紙 動物、ひな人形
絵  画 保育園の思い出画
恩  物 童具

5領域の視点

対人・情緒 

・就学に向けての心がまえはどうか。

・友達関係に気になるところはあるか。

・道徳の話のあとの意識はどうか。

・堂々と発言できるか。

・堂々と行動できるか。

生活・健康

・トイレの使い方や意識はどうか。

・掃除への取り組みはどうか。

・生活面全般で気になるところはあるか。

言葉・理解 

・「ありがとう」の意味の理解はどうか。

・園生活を振り返り、出来事を思い出せるか。

・気になる理解面を改めてあるか。

運動 

・裏山一周などの長距離ハイキングでの体力はどうか。

・全身で遊んでいるか。

・ひも通し、ひも結びなど指の動かし方はどうか。(きちんとできているか)

・縄とびのとび方はどうか。

表現・感覚

・園生活を振り返る楽しみがもてるか。

・リズミカルに身体を動かせるか。

その他

・就学に向けての様相はどうか。

生活・遊びのねらい及び環境構成

〈情緒〉 

○自信をもち、堂々と発言・行動する。

・人前で発言する場を多く設けていく。

・自分の判断が必要な場をあえてつくる。

・道徳的な話を園長先生に週に一度していただく。

・卒園式の流れをわかりやすく計画的に組んでいく。

〈生活〉 

○感謝の気持ちをもって掃除する。

・園での生活を振り返る時間をもつ。(写真、ビデオなどもよい)

・大掃除が最後であることを伝え、大人も一緒に思い出を声にしながらきれいにする気持ちよさを話題にしていく。

○人に迷惑をかけないようトイレの使い方を考える。

・トイレの使い方についてあらためて考えてみる時間をつくる。

・大人が気をつけていることなど具体的に伝えてみる。

・活動中のトイレは他に迷惑となることを話題にしていく。

〈遊び〉

○お世話になった方々への感謝の気持ちをもつ。

・園生活を振り返る時間をもつ。

・卒園製作・プレゼント作りを行う。

・「ありがとう」という言葉のつかい方について話題にしてみる。

(つかい方、言われたときの気持ち)

○園生活を振り返りつつ存分に遊ぶ。

・思い出帳をつづって一冊にまとめる。

・ゲーム大会や行事で行ってきた遊戯などで楽しむ。

・園外保育もできるだけ取り入れていく。

○ひな祭りの行事を楽しむ。

・当日に着物を着たり、お茶を飲む機会をつくる。

○春の自然に親しみながら戸外で存分に遊ぶ。

・園外保育を取り入れる。

裏山一周など長距離のハイキングを行う。

配慮事項

〈情緒〉

・子の個性もだいぶつかめているので、一人ひとりに合わせた声かけかかわりをしていく。

不安な子にはどんなに小さなことでも「それでいいんだよ」と笑顔でほめ、自信につながるよう見届けていく。

また、間違えてもいじけることなく堂々とできるよう雰囲気をつくっていく。

・卒園式の進め方を計画的に行い、いつもと違った雰囲気を味わいながら張り切った気持ちでできるようにする。

〈生活〉

・子どもたちが自主的にやる気になれるよう前もってしっかりと相談してから行う。

掃除中は大人も子どもと一緒に過ごしてきたことを話題にしながら行う。

わかりにくい子、やる気にならない子には役割を明確にすることも考えていく。

・縦割りの時間では年長としての自覚のもとにできるように声をかけていく。

・トイレの使い方について、気持ちよさ・気持ち悪さなど感じ方について話してみる。

マナーとして大切であることなど、子と一緒に考えながら話を進めていく。

・小学校の話なども含め、トイレに行くタイミングについても話し合ってみる。

あまり神経質になりそうな子には、後からどうすればよいのか具体的に話をする時間をもっていく。

〈遊び〉

・生活面・遊びの面などさまざまなことを振り返ってみる。

自然と“ありがたい”という気持ちが感じられるよう、進め方に気をつけていく。

抽象的なので子にわかりやすく、特に気になる子には小さいときの写真を見せたりしながら具体的に進めてみる。

心で感じ取れる時間を大切に進めていく。

・思い出帳のつづりでは“なつかしい”という言葉にもふれながら、思い出という言葉の意味も伝え、楽しんでいく。

・ひも通し・ひも結びなども確認していく。

・大人も一緒に楽しみながら子と共感していくが、表情などに気を配り体調や子の内面に気づけないことのないよう気をつけていく。

・楽しい経験を多くもてるよう、子どもたちの意見を多く取り入れていく。

・日本の伝統行事に親しめるよう大人も意識して生活していく。

・女の子・男の子であることを楽しみながら、その「らしさ」について実感できるように声にしていく。

・たくさん歩く気持ちよさを大いに声にしていく。

春の自然の発見に共感し、就学を楽しみに待てるようにしていく。

子と一緒に楽しさを感じ、共感していく。

歩ききった後の達成感を大切にしながら共感していく。

特に気になる子への配慮事項

・A男……柔軟性に欠ける

→ あまり本人が意識しすぎないよう、さらりとつきあいながら、やらなければいけない方向に導いていく。

納得していないときには、なぜそうしなければいけないのかを話す。

気持ちの切り替えの時間を見守る。

・B男……場を乱す発言・マイペースさ

→ 周囲への迷惑をしっかり伝える。

本児が自ら気づけるように、きっかけとなる働きかけをする。

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