特に海外の家庭や幼稚園で取り入れていることが多いモンテッソーリ教育。
現在では日本の保育園や幼稚園でもモンテッソーリ教育を行う園も増えてきました。
大物有名人が幼少期に受けた教育としても注目されているモンテッソーリ教育がどのような教育なのかをまとめてみました。
モンテッソーリ教育を受けた有名人
・オバマ大統領
・ジョージクルーニー
・ラリー・ペイジ(グーグル創設者)
・ビル・ゲイツ(米マイクロソフト創業者)
・ジェフ・ベゾス(アマゾン創設者)
・藤井聡太(プロ棋士)
モンテッソーリ教育とは?
モンテッソーリ教育の歴史
20世紀の初めにマリア・モンテッソーリによって考案された教育法です。
医師として精神病院で働いていたモンテッソーリは知的障害児の知的水準を上げるという効果を見せました。
1907年に保育施設を設立し、独特の教育法を実施した。
モンテッソーリ教育の内容
子どもは生まれながらにして知る事を強く求めており、思慮深く用意された環境の中では自発的に学び始める力を持っていると捉え、身体、社会、情緒、認知面で発達させることを目指す教育内容です。
モンテッソーリ教育の目的は、発達段階にある子どもを援助し
「自立していて、有能で、責任感と他人への思いやりがあり、生涯学び続ける姿勢を持った人間に育てる」
ことを目的をしています。
この目的を達成するために、マリア・モンテッソーリは子どもを観察しそこから得た事実に基づき独特の体系を持つ教具を開発しました。
その教育法の正しさは現代の大脳生理学、心理学、教育学などの成果によって証明されています。
モンテッソーリ教育の学習法は簡単に説明すると、集団で同じことをするのではなく、自分で自分の活動を選び、自分のリズムで納得いくまで繰り返し活動するという教育法。
子ども達の自由の保証と敏感期(運動・感覚・秩序・話し言葉・文字・数・文化)を育むことを特徴とします。
モンテッソーリ教育に関わる大人(保育士など)の役割
「子どもは、生まれながらにして自らを成長・発達させる力をもっており、大人(教師)はその要求をくみ取り、自由を保障し、子ども達の自発的な活動を援助する存在に徹しなければならない」
という考え方を基本にしています。
子ども達が自己を発揮できるような環境設定、適切な教具を準備・配置し、子どもに使い方を提供し、子どもが満足する遊びができるよう繰り返し配慮することが役割となります。
モンテッソーリ教育に携わる教師は、子ども達を注意深く観察し、それぞれの子どもの要求に沿ってその教育を提供する注意深さが求められます。
また、子どもの集中を妨げず、子どもの自発性を「待つ」姿勢も重要な要素です。
モンテッソーリ教育を行う施設一覧(一部抜粋 あいうえお順)
東京都
・あけぼの幼稚園(東京都品川区)
・大塚保育園(東京都八王子市)
・亀戸浅間保育園(東京都江東区)
・キッズガーデン広尾(東京都港区)
・白百合学園幼稚園(東京都千代田区)
・成育しせい保育園(東京都世田谷区)
・東京モンテッソーリスクール(東京都港区)
・多摩保育園(東京都昭島市)
・徳田保育園(東京都中野区)
神奈川県
・赤い屋根保育園(神奈川県横浜市港南区)
・きらら保育園(神奈川県横浜市金沢区)
・こどもの丘保育園(神奈川県川崎市宮前区)
・むくどり保育園(神奈川県相模原市)
・たちばな保育園(神奈川県海老名市)
埼玉県
・三沼あかね保育園(埼玉県さいたま市)
・下田保育園(埼玉県川越市)
・川口モンテッソーリ保育園(埼玉県川口市)
千葉県
・松戸ひばり保育園(千葉県松戸市)
・第二勝田保育園 上高野学童保育所(千葉県八千代市)
・大貫保育園(千葉県富津市)
茨城県
・あさひ保育園(茨城県古河市)
・東野保育園(茨城県水戸市)
・つくばトッポンチーノ保育園(茨城県つくば市)
モンテッソーリ教育を学べる本
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