私は保育士として、区立・私立の認可保育園での勤務経験を持ち、認可外保育園を7年間運営者しておりました。
現在は子育てをしながら保育士の相談を受けたり、サイトの運営をしています。
「他の園はどうなんだとう?」
と考える方も少なくありません。
今の勤務先が辛い・・と感じているあなた、
他の園の状況を知る事で自分の立ち位置を知ることができます。
すぐに転職を考えない場合でも、転職エージェントの担当者からは他園の情報をたくさん聞く事ができます!
当サイトおすすめの信頼できる転職エージェント「マイナビ保育士」でも、所要時間1分の会員登録完了後に求人検索や無料相談ができます。
年度末が近くなると、保育士が皆ソワソワ・ドキドキ。
新年度のクラス担任発表の日までは落ち着かないものです。
希望のクラスの担任ができるのか?できないのか?
担任になりたい、なりたくない、という希望は叶うのか?
担任の決め方はどんな風にして決まるのかについて解説したいと思います。
クラス担任はいつ決まる?クラス担任が決まるまでの手順
個人面接
まずは、園長(法人の場合社長や人事担当者の場合もある)と個人面談があります。
そこで聞かれることは、
・現在の仕事について(不満や要望、あまり言えないことも話す)
・仕事を継続するかどうか
・来年度受け持ちたいクラスの希望
・職員間で組みたくない先生など
来年度のクラス決めになりますので、とても重要な面接です。
ここで、仕事についての言いにくいこともエピソードを交えて話すことも良いです。
その結果、仕事の継続の有無、継続の場合は希望のクラス、一緒に組みたくない先生などもエピソードがある上で話すと説得力があります。
保育園内で行われていること
職員同士の探り合い
保育園内の職員間では、面談前になると先生同士が来年度にどのクラスの担任になりたいかを探っている場合があります。
職場の人間関係で悩んでいる場合は、この情報を聞いて行動に移すのも一つです。
また、それをあえて聞かずに来年度担任として経験を積みたいクラスを希望し、仕事に集中するという方法も一つです。
園長や人事担当者によるクラス担任選考
個人面談が終わると、面談内容を受けてクラス担任の選考が行われます。
保護者対応や保育のスキルなども考えて、ベテランと新人が混合して組まれる場合が多いです。
役職になる場合も
ある程度経験を積むとクラス主任や副園長、園長として新年度迎える保育士もいます。
役職には役職なりの知識や責任感がのしかかりますが、年齢を重ねて経験できることは素晴らしいことです。
拒否感よりもワクワク感やどんな素晴らしいことが待っているんだろうという気持ちで挑んで下さい。
保育士という仕事が社会にとってなくてはならない仕事です。
子どもや保育士に影響力を与えられる役職のある立場を利用し、社会に「良い」影響を与える人になりましょう。
新年度クラス担任発表
いよいよ新年度クラス担任発表です。
希望が叶った、希望が叶わなかった、職場では色々な感情が溢れる日になるでしょう。
基本的に決定した人事には拒否権はありません。
●来年度一緒に組む先生が職場にいる場合には挨拶を
自分が後輩の場合は特に先に挨拶をしっかり行っておきましょう。
苦手な先生と一緒の担任となった場合は特に、しっかりとして挨拶をしておきましょう。
挨拶や礼儀は仕事をする上で大切です。
挨拶や礼儀などをしっかり行うことでトラブル回避にもつながります。
●異動や退職する場合にも挨拶を
来年度は現在働いている園ではなく、系列園や別の保育園へ異動になる保育士も多くいると思います。
退職の場合にはすみやかに挨拶し、引継準備も行いましょう。
●来年の抱負や勉強したいことを考える
来年一年度どのように過ごすのか、どのような勉強が必要になるのかなどを考えて前向きにすごしましょう。
今年度の仕事にも手を抜かず誠意を持って最後まで取り組みましょう。
発表後に行うこと
新年度クラス担任発表の後は、今年度のクラス担任と来年度のクラス担任との間で引継ぎを行います。
子ども一人ひとりの注意事項など書類をまとめ来年度のクラス担任へ渡します。
まとめ
いかがでしたか? 来年度のクラス担任の発表、緊張しますよね。
希望が叶ったり叶わなかったり、保育士として今後どのように生きて行きたいかも考えるきっかけになります。
なかなかうまくいかない場合でも、人生は何一つ無駄なことはありません。
しかし、メンタルや体調に支障をきたす程追い込まれる場合には、環境を変えてみることも大切です。
辛い・・楽しくない・・場合には転職をするのも一つです。
子ども達にとっては、保育士一人ひとりが唯一無二の輝いている先生です。
自分を大切にし、節目節目に自分と向き合う時間を作りましょう。