こんにちは!
「すてきな保育士の仕事」を運営しておりますHIROKOです。
私は保育士として、区立・私立の認可保育園での勤務経験を持ち、認可外保育園を7年間運営者しておりました。
現在は子育てをしながら保育士の相談を受けたり、サイトの運営をしています。
保育士現役中は特に、自分も含め周りの保育士の人間関係の悩みや仕事の悩みに日々向き合っていました。
保育士の悩みに寄り添い、保育士が気持ちよく働き、さらに活躍できるようサポートを行っております。
保育士に憧れてせっかく取った資格を、悩みで無駄にしない為に、今いる環境を変えてみるのも一つです。
すぐに転職を考えない場合でも、転職サイトのコンサルタントへ相談することで今の立ち位置を知る事ができます!
こちらでは、保育園での3歳未満児の食育計画についての書き方、事例を紹介します。
保育園やクラスによって変わってくると思いますので独自で作成しながら活用してみて下さいね。
年間目標
○さまざまな食べ物を見る・触る・味わうなど、五感を通じて食べ物に興味をもつ
○配慮を要する子ども(体調不良・食物アレルギー)一人ひとりの子どもの体調を把握し、それぞれに応じて調理形態を工夫する
○食べたいもの、好きなものが増え好き嫌いせず何でも食べられるようにする
○「いただきます」「ごちそうさま」のあいさつの習慣を身に付ける
○保育者や友達と一緒に、食事することを楽しむ。
ねらい
離乳食初期(5~6ヶ月)
○お腹がすき、乳を飲みたい時、飲みたいだけゆったりと飲む
○安定した人間関係の中で、乳を吸い、心地よい生活を送るようにする
離乳食中期(7~8ヶ月)
○お腹がすき、ミルクを飲み、離乳食を喜んで食べ、心地よい生活を味わう
○舌で食品を潰しはじめる
○手に持って一人で食べれるようになる
離乳食後期(9~11ヶ月)
○いろいろな食べものを見る、触る、味わう経験を通して自分から進んで食べようとする
○歯茎を使って上手に噛むようになる
○コップをもって飲むようになる
離乳食完了期(12~1歳)
○お腹がすき、食事を喜んで食べ、心地よい生活を味わう
○いろいろな食べ物を見る、触る、噛んで味わう経験を通して自分で進んで食べようとする
○スプーンやフォークを持って食べようとする
幼児食(1歳~2歳)
○スプーンやフォークを持って食べられるようになる
○いろいろな種類の食べものや料理を味わう
○食生活に必要な基本的な習慣や態度に関心を持つ
○保育者を仲立ちとして、友だちとともに食事を進め、一緒に食べる楽しさを味わう
内容
離乳食初期(5~6ヶ月)
○よく遊び、よく眠る
○お腹がすいたら、泣く
○保育者にゆったり抱かれて、ミルクを飲む
○授乳してくれる人に関心を持つ
○ドロドロ状のもの 潰しポタージュなど裏ごし、すり潰し、おろし
離乳食中期(7~8ヶ月)
○舌で潰せる柔らかさの物
○豆腐・茶碗蒸し程度、2度引き、煮潰し
○よく遊び、よく眠り、満足するまでミルクを飲む
○泣く、または喃語によって、ミルクや食べものを催促する
離乳食後期(9~11ヶ月)
○歯茎で潰せる柔らかさの物
○お粥から軟飯程度、柔か煮、ほぐした物
○いろいろな食べ物に関心を持ち、進んで食べようとする
○ゆったりとした雰囲気の中で、食べさせてもらうことを喜ぶ
離乳食完了期(12~1歳)
○大人がゆっくり噛んで食べることを見せながら教えましょう
○よく遊び、よく眠り、食事を楽しむ
○いろいろな食べものに関心を持ち、手づかみ、または、スプーン、フォークなどを使って意欲的に食べようとする
○食事の前後や汚れたときは、顔や手を拭き、きれいになった心地よさを感じる
○楽しい雰囲気の中で、保育者や友達と一緒に食べることを喜ぶ
幼児食(1歳~2歳)
○主食・副食・汁物が交互に食べられるように働きかけましょう
○食べものに関心を持ち、進んでスプーン、フォーク、箸などを使って食べようとする
○保育者の手助けによって身の回りを清潔にし、食生活に必要な活動をする
○野菜づくりなど、身近な動植物をよく見たり、触れたりする楽しい雰囲気の中で、一緒に食べる人、調理をする人に関心を持つ
配慮事項
離乳食初期(5~6ヶ月)
○安定した生活のリズムを大切に、心と体の発達を促すよう配慮する
○発育・発達状態を適切に把握し、家庭と連携をとりながら、個人差に配慮する
○愛豊かな特定の大人との授乳中の関わりが、信頼、愛情の基礎となるように配慮する
離乳食中期(7~8ヶ月)
○いろいろな食べものに接して楽しむ機会を持ち、食欲を育むよう配慮する
○機能の発達に応じて、食品の種類、量、大きさ、固さなどの調理状態に配慮する
○愛情豊かな特定の大人との食事でのかかわりが、人間への信頼、愛情の基盤となるように配慮する
離乳食後期(9~11ヶ月)
○いろいろな食べものに接して楽しむ機会を持ち、食欲を育むよう配慮する
○機能の発達に応じて、食品の種類、量、大きさ、固さなどの調理状態に配慮する
○愛情豊かな特定の大人との食事でのかかわりが、人間への信頼、愛情の基盤となるように配慮する
※7~8ヶ月から引き続き継続
離乳食完了期(12~1歳)
○いろいろな食べものに接して楽しむ機会を持ち、食欲を育むよう配慮する
○機能の発達に応じて、食品の種類、量、大きさ、固さなどの調理状態に配慮する
○愛情豊かな特定の大人との食事でのかかわりが、人間への信頼、愛情の基盤となるように配慮する
※9~11ヶ月から引き続き継続
幼児食(1歳~2歳)
○食べものに興味をもって意欲的に食べようとする姿を受け止め、自立心の芽生えを尊重する
○一緒に噛むまねをして見せたりし、噛むことの大切さが身につくように配慮する
○少しずついろいろな食べものに接することができるよう配慮する
○食べる姿勢やマナーについて伝えていく
主な活動
離乳食完了期(12~1歳)
○野菜を育てる
○食育のお話を楽しむ
○野菜収穫
○スイカ割り
○節分
○ひな祭り
幼児食(1歳~2歳)
○野菜を育てる
○食育のお話を楽しむ
○野菜収穫
○スイカ割り
○節分
○ひな祭り