なぜ?2・3歳がよく叫ぶ奇声の原因や心理 保育園での対応方法

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「すてきな保育士の仕事」を運営しておりますHIROKOです。

私は保育士として、区立・私立の認可保育園での勤務経験を持ち、認可外保育園を7年間運営者しておりました。

現在は子育てをしながら保育士の相談を受けたり、サイトの運営をしています。

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走っている時、機嫌が悪い時、友達と一緒に遊んでいる時の「キャー!」という奇声。

どうしてこんなにいつも奇声を発するの?と保育士でも思わずにはいられない時があります。

子どもに慣れていてる保育士でも「もう!静かにして!」と思わず声に出してしまいそうになる時があります。

親御さんだけでなく保育士も悩む“奇声”についての原因と対処方法をご紹介します。

「キャー!」の奇声の原因

食事時でも遊んでいても「キャー!」と奇声を上げる子ども。

しつけが悪いから?考える保護者も多いようです。

しかし、この「奇声」は子どもの発達の過程の一つです。

0歳の後半くらいから2、3歳くらいまで続く奇声に「いったいいつまで続くんだろう」と悩んでしまう方も少なくありません。

奇声の原因は月齢によって違います。

原因をしっかり見極め、発達の過程の一つととらえ長い目で見守ることが大切です。

2~3歳の奇声の原因と対処法

 

欲求を言葉でうまく表せない

2~3歳といえば、自我の発達とともになんでも「自分でやりたい!」が強くなるころです。

発する言語も日に日に増えていく頃です。

一方で、表現したい気持ちに対して、言葉や身体での表現方法が未発達な部分もあり、したいのにできないストレスで奇声を発する場合があります。

◆対処法

まずは周りにいる大人が「◯◯したかった」という気持ちを受け止め共感をしましょう。

子どもに共感することで、子どもは“自分の気持ちをわかってくれた”と思い落ち着く事ができます。

落ち着いたら「こうすれば成功するよと」奇声をあげなくても相手に伝える言葉や行動を教えてあげましょう。

思うように身体を使うことができない

「あれを取って欲しい」「お友達のおもちゃを使いたいけどお友達が持って行ってしまった」「使っていたものが落ちてしまった」時の奇声。

「取って」や「貸して」という言葉を知っているのにも関わらず、とっさに言葉が出ずイライラして奇声を発してしまうとことがあります。

◆対処法

この時期の子どもは親や保育士と一緒に日頃、「貸して」「取って」などと言葉の練習をしていても、それを言う場面ではとっさに言葉が出てこないことが良くあります。

2~3歳の時期には言葉を練習する時期でもあります。

すぐにはできないことがある為、保護者も保育士も半年先くらいにできていればいいというイメージで長い目で見守りましょう。

感情をうまく表現できない

‘できない’‘くやしい’などの表現方法がわからず、泣きわめいたり奇声を発するという行動に出ることがあります。

やりたい!という欲求があるのに、自分にはどうしてもできないことや、表現方法がわからずどうしていいかわからない事で悔しさがつのり泣きわめき奇声となったりすることがあります。

◆対処法

この時期にはとにかく何でも「自分でやりたい!」という気持ちが芽生える時期です。

その意欲を後ろから後押しする為にも、初めは自分でやらせて、最後の残りわずかな部分を手伝うなどして「できた」という気持ちも大切にしましょう。

奇声は発達障害?

奇声を上げる頻度が多い場合、経験の少ない保育士や初めての子を育てる親は不安になる方も少なくないと思います。

0歳半ばから3歳くらいまで奇声が激しい場合には悩んでしまう事も多いかと思いますが、一概に全てが発達障害とは断定できません。

3歳を過ぎるまでは、その行動が発達障害かどうかは判断できにくいと言われています。

5歳を超えても奇声が減らない、保護者が過度に心配する場合は、専門機関や医療機関へ相談することをアドバイスしても良いでしょう。

まとめ

いかがでしたか?毎日の保育の中で、奇声は悩みの一つですよね。

言葉や身体で自分の気持ちを表現することが難しい年齢でもある為、原因と対処法を勉強しながら、一人一人の発達に合わせ、長い目で見守りましょう。

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