4歳児の発表会・お遊戯会・クリスマス会
保育園の出し物は発表会や運動会での出し物、お遊戯会、クリスマス会、進級発表会など1年を通して度々訪れます。成長の様子を見れる機会として保護者はとても楽しみにしています。子ども達が楽しく、無理なく演技できる出し物を考えたいですね。子ども達の月齢に合わせたオススメの出し物や発表会についての気をつけたいポイントをまとめました。
保育園の発表会とは?発表会の目的
保育園での発表会の目的は、普段の子どもたちの様子や成長の様子を保護者に見て頂く目的があります。また、子どもも発表会の演目の練習などを経験することで成長することができ共に友達との協調性などを学ぶ機会になります。大勢の保護者の前で発表する機会も貴重な機会となる為、できたことによる達成感を味わう事もできます。
4歳児の発表会の内容
4歳児になると長いストーリーの物語もできるようになります。繰り返しのセリフだけではなく、役同士で会話をする劇やミュージカル風の演劇にも挑戦することができます。3歳児の時に比べ身体や言葉の表現も豊かになります。
・長いストーリーの劇
・会話のあるセリフ
・劇の中で歌ったりミュージカル風の演技
上記のようなことを演目の中に取り入れて、演技・遊戯を楽しむことができます。
4歳児の発表会でのオススメの劇
・三びきのヤギ
北欧の伝統的な昔話。恐ろしいトロルがいる山においしい草を探しにいく、勇敢な三匹のヤギのお話。 三匹のヤギの役とトロルの役で演じることができます。
・どうぞのいす
人気絵本、「どうぞのいす」の劇。森にある「どうぞのいす」にすてきなプレゼントが次々置かれる素敵なお話。どうぶつがたくさん出てきて、優しくとても人気のストーリー。
・ブレーメンの音楽隊
飼い主に育てられたロバ、イヌ、ネコ、ニワトリで音楽隊に入るという夢を目指してブレーメンを目指すお話。各動物に分かれて動物の声や歌を演じられる楽しい劇。
4歳児の発表会でのオススメの歌
・パン屋さんにおかいもの
・ドロップスのうた
4歳児の発表会でのオススメの合奏
・エーデルワイス
・にんげんっていいな
・小さな世界
・よろこびのうた
4歳児の発表会で気をつけたいこと
4歳になると認知能力がぐんと向上します。できることが増えますがそれとともに他人と自分との区別や差を理解しているのもこのころです。4歳児はそのことで不安や戸惑いを感じることもあります。自分の感情をうまくコントロールできなかったりもどかしさをかんじることもあるので、完璧にできない時でも保育者や保護者が温かく励ましながら見守ることが大切です。
まとめ
いかがでしたか?4歳児になると言葉や行動の面でさらに成長が見られます。またできることが増える一方で心の面でも他人の気持ちが理解できたり、自分の感情と向き合ったりと様々な変化や戸惑いも覚えていく時期です。友達と協力して発表会の練習を進めていく中で、自分との葛藤や友達とのケンカなどにもぶつかるかもしれませんがそんな時でも保育士は発達を手助けし心を満たしてあげることを優先し暖かくみまもりながら進めていきましょう。