2~3歳 どうすればいい? 友だちと仲良く遊べない子ども

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一緒におもちゃで遊ぼうとすると、友達のおもちゃを急にほしがったり。外遊びでも、遊具の間に割り込んだり、叩いたり、噛んだり・・と保育士としても気が気ではありません。2・3歳児の友達と一緒に遊ぶことが苦手な子どもの対応はどうしたら良いか?一緒に考えてみましょう。

2~3歳は仲良く遊ぶのを学ぶ時期

1歳児までは主に一人遊びを楽しみます。2歳位になると友達を意識し出します。2歳児は一人遊びから友達と関わる事を楽しむようになる時期。ですからこのおもちゃで遊びたい!と一人遊びに没頭したり、友達のおもちゃが目に入った瞬間、遊んでいる友達を払いのけておもちゃを取ったりすることもあります。

社会のルールも合わせて教えていく時期

2~3歳児は、集団の中で、おもちゃの貸し借りをするというルールを学ぶ時期でもあります。言葉のボキャブラリーがまだまだ少なく、上手く伝えられないこともあるので、周りにいる大人は子どもが言いたい言葉を代弁すると、子ども同士がなっとくしてまた遊びに取り組むことができます。遊び以外にも、手洗いや歯磨きなどの生活習慣を始め、交通ルールなど社会のルールも合わせて教えて行きたい時期です。

言葉にできないことを代弁していく

友達や先生とのやりとりで言葉にできないと癇癪(かんしゃく)をおこしたり、うまく伝わらないことで叩いたり噛んだりがある時期でもあります。うまく言えない様子であれば、大人が代弁し、双方のコミュニケーションがうまくいくようサポートすることが大切です。

こうすればうまくいく!を伝える

大人が代弁してくれたことを見て、自分で相手に伝えられるようになった場合には、大げさに褒めてあげましょう。「言えたからおもちゃ貸してもらえたね!」「言えたから変わってくれたよ」などと褒めることで自信がつき相手に伝える方法を学ぶことができます。

みんなで仲良くを押し付けない

子どもはそれぞれ性格が違います。子どもの中には、みんなで遊ばず一人遊びが好きな子もいます。「みんなで遊ばなければいけない」という観念をはずし、子どもの性格を尊重することも大切です。

・一人遊びだいすきっ子

一人でお絵かきをしたり、つみきをしたり、図鑑をくいいるように見ていたり。それはその子にとって自分の好きな世界に没頭している素敵な時間です。本人が楽しそうにしているのであれば静かに見守りましょう。好きなことをするうちにその子の興味や長所やクリエイティブなスキルが周りの子の目に留まり一目置かれ人気ものになったりする場合もあります。好きな事を極める事が将来の夢のきっかけにつながる場合もあります。

※大人になって大物になった人の中には好きなことを好きなだけさせてくれたという周りの大人がいたという傾向があります。一人遊びの子どもを‘みんなと違う子’にするのではなく、個性と考え見守りましょう。

・もじもじっ子

一人で遊んでいるけど、周りの子が気になっている子。周りの子に話しかけても恥ずかしくて話しかけられない子には、大人が一緒に声をかけてあげましょう。一緒に遊びたくてもどう接したらいいかわからないという子どももいます。「一緒に遊ぼう」と一緒に声を掛けてあげても良いですし、「一緒に遊ぼうっていうんだよ」とささやきながら教えて、子どもが一人で言えるようであれば隣で見守るのも良いです。

まとめ

大人も同じように、お友達はムリの作るものではなく自然にできるものです。今は一人で遊んでいる子でも気長に暖かく見守ることが大切です。

 

 

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