私は保育士として、区立・私立の認可保育園での勤務経験を持ち、認可外保育園を7年間運営者しておりました。
現在は子育てをしながら保育士の相談を受けたり、サイトの運営をしています。
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保育士と言っても正社員や直で雇用されているパート保育士ばかりではありません。
派遣先から派遣される派遣保育士という働き方があります。今回は派遣保育士とについてご紹介します。
派遣保育士とは?
派遣保育士とは、保育園との直雇用ではなく派遣会社から雇用されている保育士となります。
業務は保育園の指示に従いますが、給与や福利厚生は人材派遣会社が担当します。
2種類の働き方がある
派遣にも2種類あります。それは「紹介予定派遣」と「登録型派遣」です。
紹介予定派遣は将来派遣先と直雇用を目的としてそれまでの数か月派遣として働く働き方です。
登録型派遣は人材派遣会社に登録し、派遣先で勤務するというものです。
派遣保育士の働き方
派遣保育士は、保育補助やフリーとして保育に携わることが多いです。雇用が直雇用ではない為担任にはなる可能性は少ない傾向にあります。
パート保育士などと同じような仕事の内容となる事が多い為、残業なども少ない傾向にあります。
派遣保育士のメリット・デメリット
メリット
・直雇用よりも時給が高い
(派遣は交通費込の時給が多い場合があるので交通費が高くなる場合は手取りが少なることもある)
派遣保育士の平均時給は1200円~1800円です。
・家庭(プライベート)と仕事を両立しやすい
フリーや補助の役割として働くことが多い為、家庭やプライベートを優先したい人にとては気持ちが楽だという人も多い。
・紹介予定派遣(※)の場合は入社後のミスマッチが少ない
※派遣で働いた後に派遣先の直雇用となる予定の働き方
・休み(有休・育休)が取りやすい
デメリット
・ボーナスがない
時給は高いですが、ボーナスが出ない為、派遣保育士の平均年収はフルタイム(一日8時間勤務×21日勤務計算)の場合、240万円~320万円位の方が多いです。
・契約期間が決まっている
・疎外感を感じやすい
直雇用の先生達と一緒に働いてはあるものの、雇用元が違う為会話に入れないことなどがある。
派遣保育士の社会保険
派遣保育士の雇用主は人材派遣会社となります。
契約期間が2ヶ月を超えている場合には、社会保険の被保険者となります。
2ヶ月以下の契約の場合は国民年金や国民健康保険に加入する必要があります。
★派遣社員の社会保険加入条件
(※平成28年10月からの法改正により社会保険の適用範囲が拡大しました)
- 1週間の所定労働時間が20時間以上
- 1年以上の雇用が見込まれる
- 月額の賃金が88,000円以上
- 会社の従業員数が501人以上
※従業員数が500人以下であっても、労使で合意がなされていれば適用範囲ないです(平成29年4月から)
★雇用保険の加入条件
●週間の所定労働時間が20時間以上、かつ31日以上の雇用が見込まれる場合
社会保険のメリット
社会保険に加入することにより、将来も年金額や産休・育休なども取得できます。
社会保険の手続きは自分で行うの?
社会保険の手続きは基本的に会社が行ってくれますが、契約内容によっては自分で行わなければいけない場合もあります。
契約期間が2ヶ月以下の場合は社会保険に加入できない為、その間は自分で国民年金・国民健康保険への加入手続きをしなければなりません。
派遣保育士の求人を探す方法
昨今の保育士不足の影響もあり、直雇用の求人以外にも派遣保育士の求人も数多くあります。
まずは人材派遣会社へ登録し、自分に合った求人を探しましょう。
いくつかの派遣会社へ登録し、自分に合う派遣会社と契約するのがオススメです。