退園や発達障害を考える前に 保育園で泣き止まない子どもの原因や対処法

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新しいクラス替えや入園の時期になると、新しい環境に子どもの心は不安になります。

新しい環境に慣れやすい子どものいれば、ずっと泣き続けている子どももいるのではないでしょうか。

そんな「泣く」子どもについて考えてみましょう。

子どもが泣く理由をみつけよう

子どもが泣いてしまうのには理由があります。“いつも泣いている”とだけ考えるのではなく、一人ひとり「泣く」理由があります。

なぜ泣いているのか、泣かない為の方法をみつけてみましょう。

発達障害や病気?と考えた時には

子どもが泣いているのには理由がありますが、あまりにも泣く時間が多かったり保育がうまくいかない時に発達障害では?と考える場合があります。

特に保育園に入りたての場合には新しい環境に慣れず泣いていることも多い為、他の原因や理由も考えてみましょう。

発達障害は特に3歳までは見極めが難しいとされています。

保育園内だけでなく、保護者側から相談があった際には医師や行政の発達相談などの専門機関への誘導を行います。

保育士は専門機関ではない為、保育士が特定することはできません。また、保護者側からの相談などがない場合にこちらから伝えることは基本的には行いません。

保護者に伝えることは、日々あった事実のみを伝えます。

もし、保護者が気がついていない場合で相談をしたい場合には日々の出来事の中から少しずつ相談を行っていく形が理想です。

生活リズムの乱れ

長年保育士をしていて気がつくことは、生活リズムがきちんとしている子どもは泣くことが少ないということです。

また、早番の時に出会う子どもは長く泣く子どもが少ないことも実感します。

生活リズムとは主に「食事」「睡眠」「運動」です。

■生活リズムの整っているということは

早く寝る

↓(しっかり睡眠がとれる)

お腹がすいて朝食が食べられる

しっかり遊べる

お腹がすくので、昼食を食べられる

しっかり動いているので昼寝の入眠もスムーズ

寝てすっきりするのでまた遊びができる

遊ぶので夕食も食べられる

遊んで疲れるので就寝もスムーズ

 

■生活リズムが崩れている場合

就寝が遅い

↓(睡眠時間が短いので頭がまわらない)

朝ご飯を食べられない

食べていないので力が出ず保育園で思い切り遊べない

疲れないので昼寝が遅くなる

という具合に生活リズムが崩れていると悪循環に陥ってしまいます。

まずは生活リズムがくずれていないかを家庭と連携し確認してみましょう

園・クラスだよりなどで生活リズムを整えることを周知するのも良い方法です。

保護者の仕事の都合などで、どうしても就寝時間が遅くなってしまう場合などは、毎日同じ時間に起きるなど同じ時間に起きて同じ動きをするだけでも子どもの情緒を安定させることに繋がります。

親の心理状態も確認しよう

朝の送迎時に保護者がどのような顔をしているかを確認してみましょう。

「バイバイ」と元気に別れているか、悲しい顔で別れているかで子どもの気持ちも変わります。

もし、保護者が“離れたくない・・”というような悲しい気持ちで別れているのであれば保護者に対してサポートを行いましょう。

まずは保護者の気持ちを受け止め、

「離れるのはさみしいですよね」

などと不安を共有し、その後に保護者が安心できる言葉がけを行いましょう

「少しするとお友達と仲良く遊んでいますよ」

「園庭でちょうちょやお花を見てにこにこしていますよ」

などと保育園での様子を伝え、

「安心して保育園に預けてください」ということを伝え、その後に

「笑顔でバイバイしてください」と提案してみましょう。

性格や気質

早くに泣き止む子どももいれば、新しい環境に敏感で泣いてしまう子どももいます。

しかし永遠に泣いている子どもはいません。性格や気質を受け入て、子どもが慣れるまで暖かいきもちで見守りましょう。

子どもは泣くのがあたりまえ

子どもは泣くのがあたりまえです。そんな大きな気持ちで保育を行う事が大切です。

泣いていることばかりにとらわれず、子ども達の好きな事や喜ぶことをさがして楽しい保育を行うことだ大切です。

入園・進級・環境が変わる時には腹をくくる

入園・進級・担任やクラスメイトが変わる時、行事の前後など、子どもにとって環境が変わる時には大人と同じように子どもの心も不安定になりがちです。

特に4月は、0・1・2歳は特に“子どもは泣くもの”と思って腹をくくって保育をした方が心が疲れません。

小さな子どもだけでなく、年中・年長児も心が不安定になることも少なくありません。

年中・年長児になると、昼寝をしない・ケンカが増える・感情のコントロールができない・排泄に失敗してしまうなどもあるでしょう。

新しい環境にいる時、普段は行わない行動になってしまうこともあります

新しい環境・いつもと違う環境の時こそ、保育士が腹をくくり「泣いてもいいよ」とどんと構えましょう。

保育士自身が疲れないよう時には交代する

泣きやまない子どもを保育することは保育士にとって時に精神的にも体力的にも疲れてしまうことがあります。

基本的には泣いている子どもは信頼関係を必要としているので、慣れた保育士が担当することが望ましいです。

しかし、保育士自身が疲れてストレスにならないよう、少しの間抱っこで園内散歩に行ってもらったりなど保育士同士で交代するなどチームで保育を行いましょう。

ちいさな成長に注目しよう

ずっと泣き止まない子どもでも、昨日は1時間泣いていたけど今日は40分だった、今日は絵本に興味を示して絵本に集中していたなどと一日一日小さな成長に気がつくはずです。

そんな成長を保育士同士、保護者とも共有し子どもの成長に注目しましょう

ずっと泣き止まない子はいない

永遠に泣き止まない子どもはいません。そんなふうにどんと構えましょう。

昨日今日泣いている子どももいつかは、自分から笑顔で遊びに出るようになり、小さな子をお世話したり・・笑顔で卒園する日がきます。

泣いている時はかわいい時期です。今しかないかわいさをたくさん味わいましょう。

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