私は保育士として、区立・私立の認可保育園での勤務経験を持ち、認可外保育園を7年間運営者しておりました。
現在は子育てをしながら保育士の相談を受けたり、サイトの運営をしています。
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保育園では毎月避難訓練を必ず行うことが義務づけられています。
火災は急に起こりますが、自然災害は昨今頻繁に起こっています。園として備えを十分に行いましょう。
保育士は園児を守る為に防災についての知恵や意識を常に頭に置いておくことが大切です。
避難訓練の年間計画を参考にして、保育園やクラスで担任同士や子ども達と毎月の避難訓練の際には、火災や防災について話し合う機会を持ちましょう。
4月
ねらい
○新年度に入り、避難訓練の重要性を知り集中して避難する。
○保育者同士の連携を取り落ち着いて避難訓練を行う
想定
○消火
・避難
・台所より出火
・地震発生
避難場所
○保育室入り口→廊下→玄関に避難
○第一避難場所に避難
実施方法
○新年度となるので、避難所の場所、避難方法、職員の動き方などをしっかりと職員同士が理解し、連携していけるようにする。
○火事が起きた際に一番どこが安全に避難できるのかを把握し子どもたちをスムーズに避難できるようにする。
5月
ねらい
○声を掛け合って連携を取り安全に子どもたちを非難できるようにする。
○声かけを聞き自分で行動できるようになる。
想定
○消火
・避難
・台所より出火
・地震発生
避難場所
○保育室入り口→廊下→玄関に避難
○第一避難場所に避難
実施方法
○子ども達が職員の話を聞き行動し、避難できているかを確認する。
○職員同士の連携方法をもっとスムーズにできるように一人ひとりが自分の役割をしっかりと行えるようにする。
6月
ねらい
○子ども達への声かけを落ち着いて避難できるように話をしていく。
○地震発生時の優先順位や迅速な行動をとるための相談をしっかり行う
想定
○消火
・避難
・台所より出火
・地震発生
避難場所
○保育室入り口→廊下→玄関に避難
○第一避難場所に避難
実施方法
○地震はどういった事が起きる事なのかを話し、その危険性を子ども達を伝えることで真剣に避難訓練を出来るようにする。
○子どもたちを室内入り口壁側へ避難させ口を押さえて廊下へ避難。
○第一避難所へ職員と一緒に移動
○0歳児には毛布ををかけて上部からの落下物に注意する。
7月
ねらい
○個々の行動をしっかりと確認して子ども達の机の下への誘導、避難所への誘導をしていく。
想定
○消火
・避難
・台所より出火
避難場所
○保育室入り口→廊下→玄関に避難
○第一避難場所に避難
実施方法
○主体の職員の指示にスムーズに行動できるように常に緊張感を持ち自分の役割を行い子ども達の誘導をする。
○子ども達が避難出来たところで廊下へ避難する際に口に手を当てて煙を吸わないように声をかけながら誘導して第一避難所まで行き避難所で話をしていく。
8月
ねらい
○自由遊び中の避難なので子ども達の行動、保育者の動きを予想しながらスムーズに避難できるようにする。
想定
○消火
・避難
・台所より出火
避難場所
○保育室入り口→廊下→玄関に避難
○第一避難場所に避難
実施方法
○自由保育中に行い普段の中でも地震が起こることを子どもたちに伝えながらもスムーズに保育者のそばに集まり安全に避難できるようにする。
○保育者同士が連携を取りガスの確認窓の開閉などをしっかり行い子どもたちの居場所をしっかり把握し避難していく。
9月
ねらい
○地震以外の災害も想定しその場合どのように避難し、連携を取るのかを知り経験できるようにする。
想定
○風害(台風によりガラス破損、雨が吹き込む)
・台所より出火
避難場所
○窓から離れたところに集まり多少落ち着いてから第一避難所へ避難
実施方法
○雨や風などの影響によりガラスが割れる事も想定し子どもたちを安全に避難できるようにする。
○職員同士がどんな対応をすることで子どもたちがより安全に避難することができるかを話し合い、役割分担をしっかり行う。
10月
ねらい
○様々な時間帯に災害が起きることを想定し、子ども達が落ち着いて避難できるようにする。
想定
○消火
・避難
・給食中地震発生
・台所より出火
避難場所
○保育室入り口→廊下→玄関に避難
○第一避難場所に避難
実施方法
○給食を食べている時に突然の避難訓練を行うことでいつ地震が起こるか分からないという事を子どもたちにも伝え職員の話をしっかりと聞けるよう話をしていく。
○テーブルの下では小さくなって避難し収まったタイミングで子ども達に声をかけ玄関までの誘導をする
11月
ねらい
○未満児への避難配慮を中心に子ども達が保育者の声かけだけで避難できるようにする。
想定
○消火
・避難
・台所より出火
・地震発生
避難場所
○保育室入り口→廊下→玄関に避難
○第一避難場所に避難
実施方法
○職員同士の連携をスムーズに行い役割を作ることで未満児へのフォローを以上児を見ている職員も行って全員が落ち着いて避難できるようにしていく。
○子ども達の行動をしっかりと把握し避難訓練の仕方をしっかりと行えているかを確認していく。
12月
ねらい
○突然の避難訓練にも子ども達が落ち着いて避難できるよう保育者がフォローできる連携を取る。
想定
○消火
・避難
・台所より出火
避難場所
○保育室入り口→廊下→玄関に避難
○第一避難場所に避難
実施方法
○地震が起きた際にそのあとどうしていくのかを職員同士が話し合い震災後の行動保護者への対応の仕方についても共通理解できるようにしていく。
○職員の声かけだけでもスムーズに避難することが出来るように話をしていく。
1月
ねらい
○保育者同士が話し合いを行い安全なところから避難できるようにする
想定
○消火
・避難
・地震発生
・台所より出火
避難場所
○保育室入り口→廊下→玄関に避難
○第一避難場所に避難
実施方法
○慣れてきた園生活の中で真剣さを持ってスムーズにできるか。気が緩み話をしてしまう事もあると思うので常に緊張感を持ち練習していくようにする。
○全体を通して子ども達の移動、職員同士の連携がしっかり行えているのかを確認していく。
2月
ねらい
○突然の避難訓練にも保育者の話を集中して聞き、落ち着いて子どもたちと避難をする。
想定
○総合訓練
・台所より出火
・地震発生
避難場所
○保育室入り口→廊下→玄関に避難
○第一避難場所に避難
実施方法
○何度も経験することでスムーズにできるが気が緩み話をしてしまう事もあると思うので常に緊張感を持ち練習していくようにする。
○全体を通して子ども達の移動、職員同士の連携がしっかり行えているのかを確認していく。
3月
ねらい
○年度末の避難訓練なので個々がきちんと避難できるかをしっかり把握し集中して避難訓練を行う。
想定
○消火
・避難
・台所より出火
・地震発生
避難場所
○保育室入り口→廊下→玄関に避難
○第一避難場所に避難
実施方法
○未満児の子ども達を中心に落ち着いて避難できているか職員がフォーできているのか考え子どもの誘導練習をしていく。
○避難訓練の反省点をしっかりと職員同士が話し合い来年度はどうしたら子ども達が安全に避難できるのかを共通して理解できるようにしていく。