私は保育士として、区立・私立の認可保育園での勤務経験を持ち、認可外保育園を7年間運営者しておりました。
現在は子育てをしながら保育士の相談を受けたり、サイトの運営をしています。
今の勤務先が辛い・・と感じているあなた、
他の園の状況を知る事で自分の立ち位置を知ることができます。
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「子どもと一緒に毎日遊べていいよね」なんて周りから言われるけど、保育士の仕事は楽しいばかりではないと感じる保育士さんも多いはずです。
子どもの命を預かっているという、とても責任ある仕事です。
その上体力勝負な大変な仕事です。
そんな保育士さんの、日頃感じている悩みをランキングにまとめてみました。
1.給料が安い
「数年同じ職場で働いても昇給がほとんどない」
「年収が低く将来の見通しがたちにくい」
という声もよく聞きます。
保育士の平均給与は他の職種に比べて低い傾向にありますが、現在では保育士不足の傾向から、保育士の年収も増加傾向にあります。
また、年収以外にも自治体からの補助が入り、年収は変わらないけれども様々な手当が出る事で他の保育園の保育士より年収が100万円アップしたというような方もめずらしくありません。
また、役職がつくことで年収が高くなる傾向もあります。
園長レベルになると、年収1000万円となるケースも少なくありません。
対策
現在の保育園で働き続け、昇給や昇格を目指すという方法。
もう一つは他の園へ転職をするという方法があります。
現在の職場が給料が安く悩んでいるが、転職もどんなところに転職して良いかわからない。
という方は転職サイトへ登録し転職サービスの担当者へ話を聞いてみるのも一つです。
転職をまだ考えていない場合でも、話を聞くだけでも自分の現在の立ち位置がわかります。
2.職場の人間関係
保育の職場と言えば、およそ8.9割が女性です。
女性ならではの独特の付き合いや行動
「先輩保育士が怖い」
「園長や上司とそりが合わずに悩んでいる」
「同僚との付き合いが面倒」
などと日々悩んでいる方も多いはずです。
先輩保育士が怖い
先輩保育士が怖い・・・そんな場合は、身近にいる信頼できる先輩や同僚に相談してみるのも一つです。
身近にいる信頼できる人が間に入ってうまく取り持ってくれる場合もあります。
あまりにも度が過ぎる場合には、上司や園長などにひとこと言ってもらうという方法もあります。
それによりお互いの気持ちを開示するということも一つです。
園長や上司の行動に疑問がある
園長や上司の行動に疑問がある場合には会社の担当者や自治体の担当者に相談するのも一つの方法です。
ただし、大切なことは、事実を確認して報告することです。
憶測や確かでないことを報告していまえば、現場や周りの人を混乱させてしまいます。
同僚との人間関係も距離感が難しく感じてしまう人
同僚との人間関係も距離感が難しく感じてしまう人も多いと思います。
同期の場合、自分や相手が先に出世してしまう事で、何かにつけてライバル視をしてくる…足を引っ張られる…などの問題を経験する人もいるようです。
そんな時は、
・相手との距離を少し置いてみる
・仕事だと割り切る
・この経験が次の勉強になる
・こんな辛い経験をしたのだから自分は相手が嫌がる事はしない
などと糧にすることを心掛けましょう。
また、大切な同期とうまく意思疎通ができない場合はこちらの記事も参考にしてみて下さい。
3.保護者対応に神経を使う
最近ではモンスターペアレント(通称:モンペ)という言葉も聞きなれているほど、保護者のモンスター化が目立つ時代になりました。
日々の保護者対応に頭を悩ませているという保育士も少なくありません。
●対策
保育園には対策マニュアルや今までの経験からの対策が豊富にある場合があります。
保護者との問題はあなたと保護者の問題ではなく、保護者と保育園の問題かもしれません。
一人で抱え込まずにまずは上司や同僚に相談しましょう。
4.勤務時間外に仕事をしてしまう
保育士の仕事は日中の保育以外にも日々の書類や報告書など仕事が山積みです。
保育士の中には、子どもとゆっくり向き合う時間にしたいけれど向き合えていない・・・
と思い、こうしたら喜ぶかな?と子どもの為に自宅で製作をしたり勤務時間外についつい仕事をしてしまいがちです。
●対策
仕事はなるべく勤務時間内に行う考え方が必要です。
なぜなら、自分は好きで仕事をしているつもりでも、一人が勤務時間外の仕事をすることで、他の保育士がプレッシャーになってしまうことがあります。
また、勤務時間外の仕事は次の仕事に支障がでてしまう場合もあります。
「働き方」の改善が叫ばれる昨今ですから、特に勤務時間内に仕事を気持ちが大切になります。
どうしても行いたい仕事は同僚や上司へ声掛けをして、勤務時間内にできるようにしましょう。
もしも、職場から暗黙の仕事を依頼されていたら・・・
勤務時間内に終わらない仕事を自宅でするよう押し付けられたりしている場合は職場環境を見直すきっかけにもなります。
上司や園長へ相談をしてみて、改善されなければ転職という方法もあります。
5.保育士が足りず休みがとりにくい
新人のうちは特に、昇格してもパート職員や周りに気を遣って休めないという人も多くいます。
クラス担任をしている正社員はもちろん、最近ではパート保育士でも休みがとりにくいという声もよく聞きます。
上司や同僚と休みが重なってしまった、
担任なので休みずらい、
パートさんを優先してしまったなど、
そんな時は余裕をもって休みの申請をしましょう。
●対策
保育園で行う行事などを避け、余裕を持って休みを申請しましょう。
余裕を持った休みの申請であれば周りの同僚も優先してくれるはずです。
あまりにも休みがとりにくい職場で心身疲れてしまう場合は休みの取りやすい職場に転職をするのも一つの方法です。
6.女性ばかりの職場で出会いがない
保育士の職場は女性がほとんどです。
職場での出会いが理想だけれど、一般的な会社員に比べるともしかすると男性保育士が少ない分、着期待ができません。
保育園が終わる時間が遅い園は、仕事の終わりに飲みに行くと言う事もすくないかもしれません。
しかし、実は保育士は「優しい」「献身的」なイメージから印象はとても良い傾向にあります。
●対策
職場恋愛だけにこだわらず、合コンや食事会に出かけ積極的に出会いを見つけることをオススメします。
あなたが普段子どもに優しくしている姿をきっと誰かがどこかで見ていますよ!