私は保育士として、区立・私立の認可保育園での勤務経験を持ち、認可外保育園を7年間運営者しておりました。
現在は子育てをしながら保育士の相談を受けたり、サイトの運営をしています。
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こんなはずじゃなかった!
憧れだった保育士になってはみたものの現実と理想のギャップに苦しんでいる。そんな保育士さんも少なくありません。
今回はそんな保育士の理想と現実について考えてみたいと思います。
保育士あるある!現実と理想のギャップ
安すぎる給与
子どもと一緒の楽しい仕事というイメージとは裏腹に、体力勝負なのが保育士の仕事です。
保育士の給与は全産業の平均給与(厚生労働省調べ)420万円にくらべ、約100万円低い323万円(平成27年)ということが現実です。
・基本給が今だに10万円程。
・資格が必要がある仕事であるにも関わらず資格手当がない。
・持ち帰りの仕事が多いにも関わらず残業手当や手当が計上されない
・昇給がほとんどない。
などが原因で真面目に長い期間勤務しても給与に反映されにくい現状があるようです。
その為、一人暮らしもままならず、自分で使えるお金も限られ、将来に不安を感じ保育士とう仕事を諦めてしまう方が多いという状況となることが多いようです。
保育業務以外の仕事が多い
子どもが好きで、子どもと一緒に居たくて就いた仕事。
しかし、実際は保育以外の仕事も多くそれに費やす比重が多く子どもと過ごす時間が少ないと思ってしまう方が多いようです。
保育業務以外の仕事
●日々の事務作業
●行事の準備
●日々の保護者対応や保護者面談など保護者対応の時間
●園内の人間関係の悩みが大きすぎる。
このような業務に追われてしまって保育士としてのやりがいを感じられない、という保育士も多いようです。
体力仕事
保育士さんの仕事は一日中子どもと全力で向き合う、体力勝負な仕事です。
子どもはかわいいですが、泣きわめいたり、ダダをこねたり、時には突撃してきたり・・・アザや生傷も絶えません。
子どもを一日中抱っこしたり、重いものを持ち上げる事も毎日の事ですね。
子どもの昼寝中にも書類の仕事や会議など子どもと過ごす時間以外にもたくさんの仕事があります。
また、基本的には園が開く時間である朝早くから夜遅い時間まで勤務が続くことがあります。
“子どもの為”を考えてしまうといつまでもどこまでもしてしまう仕事に悩みをかかえてしまう方も多いようです。
対処法
保育士の仕事は子どもと一緒に遊ぶだけではないんだ・・と現場に出て改めて理想とギャップの違いを感じる保育士も少なくありません。
どの職場でも仕事内容は変わりませんが、ただ、働き方・保育方針、雰囲気の合う職場を選ぶ事はできます。
残業ゼロの園、プライベートや家庭を優先したい、自宅近くで働きたい、少人数の園で働きたい、お局様がいない風通しのよい職場で働きたいなど園を変えれば働き方や生活を変えることができます。
変える事ができない悩みには転職を考えることも一つです。