私は保育士として、区立・私立の認可保育園での勤務経験を持ち、認可外保育園を7年間運営者しておりました。
現在は子育てをしながら保育士の相談を受けたり、サイトの運営をしています。
今の勤務先が辛い・・と感じているあなた、
他の園の状況を知る事で自分の立ち位置を知ることができます。
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保育士の大きな悩みに「上司や園長と保育指針が合わない」という事があります。
保育士になってはみたものの、現実と理想のギャップに悩まされている方は少なくありません。
保育の理想についても保育士ひとり一人違い、園や上司の方針や子どもに対しての保育の仕方に疑問を感じる場面も少なくないようです。
自分が働いている園の保育が正しい保育なのか?とまで疑問を感じてしまう方もいます。
今回はそんな場合の事例と対処法を考えて行きたいと思います。
上司や園長と保育方針が合わない事例
●子どもに厳しすぎる
●テーマがない保育
●園としての方針がしっかりしていない
このような事例があるようです。
私立保育園ではそれぞれ保育方針を掲げている場合があります。
各園の方針に合わせて保育内容を組んで行くのですが、例えばテーマが
・体を動かす
・自然と触れ合う
という園の場合、保育内容は
・普段の散歩は少し遠い所まで行く
・定期的に畑に行く
だとします。
それが、人によっては、
●雨が降っているのにもかかわらず遠い所まで散歩に行った。
●天候を気にせず畑に行った。
●少し子どもに厳しすぎるのではないか。
などの疑問があがる時があります。
その他にも、0歳~2歳の小さな子どもを保育している場合は、
●先輩保育士だけオムツ替えをしない
●自分だけ手を汚さない仕事をしているので尊敬できない
などもよく出る話です。
対処法
まずは信頼できる先輩や上司に相談してみよう!
まずは自分が悩んでいる事を信頼できる同僚や上司に相談してみましょう。
もしかすると、それで解決できる方法があるかもしれません。
それでも解決しない場合は
■私立保育園 →
・園長や運営を行っている本部のマネージャー
・保育の担当部署
■公立保育園 →
・行政の担当者へ相談
上記へ相談するのも解決策の一つです。
ただ、行政や本部へ相談する場合に一番大切なことは、事実確認と現実に起きた事を話すということです。
わがままやひとりよがりと思われない為にも、相談したい案件に関する確実な情報を準備する事が最も大切です。
それでも状況を変えられない場合には・・
●転職を考える
保育園を運営している企業の体質自体に疑問を感じている・・
どうしても状況が変わらず仕事をすることができない・・・
と感じた場合には、転職を考えるのも一つです。
●転職を考える前に
職場に嫌いな人がいる。一緒に組んでいる保育士が嫌だ。
という場合、どんな職場に行ってもウマが合わない人がいたり苦手な人は必ず現れます。
人が変わればその園で仕事ができるようであれば継続してその園で働くことも考えましょう。
転職は他の人を見るのではなく、自分自身の保育の価値観や働き方などをよく考え活動するようにしましょう。
●就職先の情報収集をする
就職後の失敗でよくあることが、就職後に「こんなばずでは・・」というミスマッチです。
それは就職活動中の情報の少なさが原因の場合があげられます。
就職前に業界に詳しい保育士の転職エージェントのコンサルタントに相談し情報収集することをオススメします。
すぐに転職を考えない場合でも話を聞いて自分の立ち位置を知ることが大切です。