こんにちは!
「すてきな保育士の仕事」を運営しておりますHIROKOです。
私は保育士として、区立・私立の認可保育園での勤務経験を持ち、認可外保育園を7年間運営者しておりました。
現在は子育てをしながら保育士の相談を受けたり、サイトの運営をしています。
保育士に憧れてせっかく取った資格を、悩みで無駄にしない為に、今いる環境を変えてみるのも一つです。
すぐに転職を考えない場合でも、転職サイトのコンサルタントへ相談することで今の立ち位置を知る事ができます!
頑張っている人、保育にかける情熱がある保育士ほど、燃え尽き症候群やうつ病、精神疾患を抱えてしまう傾向が強くあります。
保育をする誰もが活躍しながら活き活きと働ける職場は理想ではありますが、全てがそういった保育園とは限りません。
今回は燃え尽き症候群やうつ病、精神疾患を抱えない為に、どのようにしたら良いか、そうならない為に気をつけたい3つもことを紹介します。
①全てを完璧に!を目指さない
保育士の仕事は「保育」という楽しくやりがいのあるイメージだけではなく、実際には全力で向かってくる子どもを受け止めながら保育する体力のいる仕事です。
それに加え、子どもが安全に過ごせる為に常に危機管理に気を配らなくてはならない為、保育中は一瞬でも気を抜けません。
また、保育だけではなく書類や製作などデスクワークなどの仕事量もある為、全てを自分だけで完璧にこなすことは容易ではありません。
私が勤務していた園でも、よく新人さんなどが自分一人では難しい量の仕事を一人でこなそうとしていました。
月案や週案などの作成に加え、イベントの準備や保護者対応、本当に保育士の仕事は多岐にわたり、それを自分一人で抱え込んでしまうと本当に疲れてしまいます。
保育士の仕事で大切なもはチームプレーです。
保育の仕事は声をかけあいながら行うことが大切です。
助けて欲しいときは声をあげ、助けて欲しい人がいる時は助けにいきます。
そんなことを繰り返すことで、職場の人との信頼関係が生まれ仕事がしやすくなります。
あなたが、周りの忙しい人をフォローしていく事を忘れないようにすることで、自然にあなたが困っている時に助けてくれるはずです。
特に職場に入社したての時や新人の時は助けてもらうばかりで自分の力のなさに不甲斐ない思いをすることが多いと思いますが、最初から完璧にこなせる人など存在しません。
あなたの周りの仕事のできる先輩も最初は新人から始まったのです。
人に助けてもらった時の気持ちを忘れず、自分が仕事に慣れてきた時や先輩になった時に後輩を助けたり、困っている人を助けましょう。
②保育士としての自分軸をしっかり持つ
保育士の仕事は、子ども以外に職場との人間関係や保護者、その他多くの人と関わる仕事です。
関わる人の中には「合う」「合わない」を感じることも少なくないと思います。
新人保育士や新しい職場で仕事に不慣れな場合、ミスをしてしまったり、言葉が足りなかったり、多かったり、そんな姿を見てキツく当たられる対象になることもあります。
中には、意地悪な人や気難しい人など苦手な人に会うことが辛く感じることもあるかもしれません。
先輩や保護者からキツい口調で言われ、度々傷ついたり、相手の言葉に腹を立てることも時にはあるでしょう。
そして、怒られないようにする為に相手の顔色を伺いながらの保育になってしまいます。
怒られないように・・・怒られないように・・・と仕事を続けていくと、行動の動機が“怒られたくないから”になってしまい自分軸とズレてしまうことがあります。
何の為に保育士になったのか?どうして今この行動をしているのかがわからなくなってしまいます。
そうなると保育士としての“やりがい”を感じられなくなってしまいます。
もし、あなたがこのような状況に陥っている場合は保育について考え方を見直してみることが大切です。
保育を行う子どもに必要な保育を行い、先輩保育士や保護者に何か言われてもあなたに非はありません。
大事な事は、“子どもにとって必要な保育をした”という軸です。
そのことに集中することで、相手の言動が自分を評価する全てではないという気持ちになります。
③休みの日には仕事のことを考えない!好きなことをして自分の内面を充実させよう!
保育士の仕事は、急な延長保育や行事の準備など時間外勤務となってしまうこともありますね。
園児の数で保育士の配置基準が決まる為、保育士の急な欠勤などがあった時には仕事になることもあるでしょう。
明日は休みの日だけれど、もしかして出勤になってしまうかも・・という日などは落ち着かないこともあるかもしれませんが、休みの日はしっかり休む!と決め仕事のことを考えないことが大切です。
保育士不足が叫ばれている現在、休みをとりにくい環境の方が多いかもしれません。
短い休日だったとしても、その時間はしっかりと身体と心を休むことが大切です。
オンとオフ、仕事と休日を上手に切り替えられるようになりましょう。
10年以上保育士を続けているベテラン保育士の中には「保育園から出たら、仕事のことを一切考えない」という保育士も少なくありません。
仕事を続けれられている保育士は、仕事とプライベートを充実させるために、また、自分自身の心身の健康の為にオンとオフをしっかり切り替えることをしています。
そして、仕事が終わり、プライベートを充実させるために、自分の好きなことをして気分転換をすることをしましょう。
仕事をは関係のない趣味を持つことも良いですね。きっと心が充実するはずです。
まとめ
燃え尽き症候群やうつ病、精神疾患、メンタルを病まないようにするには、仕事を頑張りすぎないことです。
だれでも最初はできない新人です。出来ない事はできないと諦めることも大切なことです。
周りから教わるという素直な姿勢は崩さす、自分ができることを精一杯行い日々少しずつ成長することを心掛けましょう。
保育士になることを簡単ではなかったと思います。
せっかく保育士になったのですから、上手に自分自信の心身をコントロールして自分自信を大切にしながら保育士を長く続けられることを目指しましょう。