保育園での3歳児以上児の食育についての計画の書き方を紹介します。
保育園やクラスによって変わってくると思いますので、こちらを参考にしながらカスタマイズしてみて下さいね。
こんにちは!「すてきな保育士の仕事」を運営しておりますHIROKOです。
保育士に憧れてせっかく取った資格を、悩みで無駄にしない為に、今いる環境を変えてみるのも一つです。
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年間目標
○友達と楽しく食事をする喜びを味わう
○好き嫌いなく何でも食べ食事のマナーを身につけていく
○食材、作ってくれた方たち全てに感謝の気持ちを持ち命の大切さを知る
○行事に関心を持って参加し、季節の食材に興味を示す
○野菜の栽培やクッキングを通して野菜を身近に感じる
ねらい
Ⅰ期(4月〜6月)
○箸の使い方や食器の扱い方を正しく身に付けながら食事のマナーを知っていく
○友達と一緒に、楽しい雰囲気の中で食事を食べる
○食べ物と体の関係について知る
○野菜の生長に関心を持ち、水やりなど世話をする
Ⅱ期(7月〜10月)
○お箸を使ってこぼさずに食事ができる。
○水分補給を自ら行い健康に過ごす
○野菜を育てるなかで、食べることに感謝の気持ちを持ち、全ての命の大切さを知る
○正しい手洗いの仕方を知り身に着けていく
○食事に必要なマナーを守って食事をしようとする
Ⅲ期(11月〜3月)
○旬の野菜や食材を知っていく
○行事食に興味を持って、食事をする
○慣れない食べ物や、嫌いな食べ物も、自ら食べようとする
○調理をする楽しさを味わう
内容
Ⅰ期(4月〜6月)
○活動の中で、正しい箸の使い方や、食器の扱い方を覚える事が出来るようにする
○絵本や紙芝居を見ながら野菜がどのようにできるのかを知り、興味を持つ。
○「食べる」ことに興味がもてるような、リズムあそびや手あそびをする
Ⅱ期(7月〜10月)
○友だちとともに、楽しく食事をする喜びを味わう
○収穫を楽しみにしながら野菜を育て、野菜が育つ過程を知る
○収穫の時期を知り、収穫を楽しみ採れたての野菜を味わえることに喜びを感じる
Ⅲ期(11月〜3月)
○保育者や友だちと協力し合って、調理を楽しむ
○クッキングを通して楽しく、おいしく食べることに感謝をして、食べ物を大切にできるようにする
○慣れない食べものや嫌いな食べ物にもすすんで挑戦できるような声掛けをしたり、自分で食べられるようにそばで励ましていく
配慮事項
Ⅰ期(4月〜6月)
○野菜の種まきが出来るよう、プランター・土・シャベル・手袋など必要なものを準備しておく。
○楽しく食べられるようにテーブルの配置を工夫したり、楽しい雰囲気作りをする
○食品アレルギーについては、一人ひとりの情報をしっかりと把握し対応していく
○主食、主菜、副菜など順番に交互食べが出来るように知らせていく
Ⅱ期(7月〜10月)
○食事をする前に、その日の献立を知ることで食事をしながら、食材について関心が持てるようにする
○自ら動植物と関わろうとする意欲を育て、様々な関わり方を通して、命を大切にする気持ちが養われるようにする
○友だちと一緒に箸や食器の使い方を学ぶことで、良い刺激を受けられるようにする
Ⅲ期(11月〜3月)
○クッキング等いろいろな体験を通し、素材への関心が高まるようにし自らの力で行えたことの充実感を味わえるようにする
○安全・衛生面に配慮し、扱いやすい食材、調理器具などを日常的に用意しておくことで、怪我なくクッキングが行えるようにする
○全職員が連携し、調理を手伝う機会を大切にする
○自分たちで調理して味わう楽しさから、慣れない食べ物や、嫌いな食べ物も進んで食べてみようという気持ちがもてるようにする
主な活動
Ⅰ期(4月〜6月)
○野菜を育てる
○食育のお話を楽しむ
Ⅱ期(7月〜10月)
○野菜収穫
○スイカ割り
○野菜の日
○お月見
Ⅲ期(11月〜3月)
○季節のクッキング
○バレンタインデークッキング
○節分
○ひな祭り